もし宝くじが当たったらお金の使い道は?20代後半に調査!

債務整理や闇金など借金問題をテーマとする情報メディア「あけるさいむ」を運営する株式会社ONE FOR ONEでは、2024年8月「宝くじが当たったら」をテーマとしたアンケートを実施しました。

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※このアンケート記事のデータや情報を引用される際は、出典として必ずこのURL(https://1for1.jp/akeru-saimu/survey8/)を記載の上、掲載いただけますようお願いいたします。URL記載のないものはご使用いただけません。URL記載のない記事は、削除をご依頼する場合がございますことをご了承くださいませ。
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アンケートを行った背景

「もし宝くじが当たったら…?」誰しも一度は想像したことがあるのではないでしょうか。
今回の「あけるさいむ」では、「もし宝くじで1億円当たったらどうお金を使う?」というテーマで20代後半の男女を対象にアンケートを実施しました。20代後半という若い世代が、1億円という大金を手にした際にどのような選択をするのか、その背後にあるお金に対する考え方や将来設計、価値観を調査しました。

アンケート結果

もし宝くじで1億円当たったら、いちばんやりたいことは?

あける


もし宝くじで1億円当たったら、真っ先に「これがしたい」という使い道は?

この質問は、宝くじで1億円当たった場合、一番にやりたいことに関する意向を調査したものです。

最も多い回答となったのが「貯蓄」という回答で24%、その次に多い回答となったのが「旅行」で20%という結果になりました。「貯蓄」と回答した女性は32%と多く、男性は約半分の16%。「お金の使い道」として、男性の回答数が最も多かったのは「投資」で24%でした。男女でもお金の使い方に差が出ることが分かります。

宝くじで1億円当たったら、ライフスタイルは変えたい?

あける


宝くじで1億円当たった後、現在のライフスタイルはどのように変えたい?

この質問は、宝くじで1億円当たった場合のライフスタイルの変化に関する意向を調査したものです。

最も多かった回答は「よりゆとりある生活を送りたい」で、全体の50%を占めました。これは、経済的な不安から解放され、心のゆとりを取り戻したいという、多くの人々の共通の願いを表していると考えられます。
仕事で言えば休日を増やしたり、節約していた生活費にゆとりを持たせ贅沢をしたりなど、現在抱えている「縛り・ストレス」から解放されたいという気持ちが見えますね。

次に多かったのは、「今の生活を続けたい」という回答で22%でした。これは、現状に満足している人や、大きな変化を恐れる人が一定数いることを示しています。また、当選したお金は貯蓄としてある種「保険」的な役割として捉える人が多いことも分かります。

宝くじで1億円当たったら、どんな家が欲しい?

あける

宝くじに当選したお金(1億円)で家を購入するなら、一番住みたい家はどんな家ですか?

この質問は、宝くじで1億円当たった場合に、どのような家に住みたいかに関する意向を調査したものです。

最も多かった回答は「こだわりはない」で、全体の20%を占めました。20代後半の世代にとっては、住居に対して特別なこだわりを持たない人が多いようです。

次いで多かったのは「広々とした一戸建て」・「セキュリティがしっかりした住宅」が同率18%の回答がありました。経済的な余裕ができれば、より快適で広く安全な環境を求める人が多いようです。

また、男女の回答を分けると面白い差が出ていました。女性回答で最も多かったのが「広々とした一戸建て」で28%、男性回答では「こだわりはない」が28%と最多となったのです。
一般的に「一戸建て」といえば、家族が住むイメージがあり、一人暮らしというのはなかなか考えにくいものです。女性が「広々とした一戸建て」と回答するその裏には、「家族と住むこと」や「将来設計」というイメージがあるのではないかと考えられます。Q1の「宝くじで1億円当たった場合、一番にやりたいこと」に関する回答で女性は「貯蓄」という回答が最多だったことも加味すると、女性は将来のことも見据えたような現実的な考えを持つ方が多い傾向にあるのでしょうか。

一方、男性で最も多かった回答は「こだわりはない」で28%。2024年を生きる20代後半の男性にとって「憧れのマイホーム」という考えはあまり頭にないようです。

宝くじで1億円当たったら、どんな車が欲しい?

あける

宝くじに当選したお金(1億円)で車を買うなら、どのような車に1番乗りたいですか??

この質問は、宝くじで1億円当たった場合に、どのような車を購入したいかという問いに関する意向を調査したものです。

最も多い回答となったのは「運転しやすい車」26%で、車の見栄えやブランド的な面よりも、運転のしやすさといった機能面で優れた車を重視する人が多いことがわかります。

ついで24%と僅差だった回答は「車はいらない」、22%で「特にこだわりはない」という順に並びました。

こういった回答の背景には、カーシェアリングサービスの普及や、車の維持費問題、車が不要な都市部に住んでいるなどが考えられます。

「夢のマイカー」・「憧れのマイホーム」などといったワードがピンとこない若者が増えていることが、アンケートデータからも読み取ることができます。

宝くじで1億円当たったら、どこに旅行に行きたい?

あける

宝くじに当選したお金(1億円)で、長期旅行に行くなら一番行きたいのは?

宝くじが当たったらどこに旅行に行きたい?という質問に対して、最多回答となったのは「国内旅行」38%でした。

コロナ禍をへて海外旅行へのハードルが上がったことから、改めて日本の美しい自然や歴史、文化の魅力に気づき、国内旅行を見直す人が増えたという点も一つあるでしょう。また、そもそも円安の影響で国内旅行に目が向いている傾向は大いに考えられます。
海外旅行に比べて、国内旅行は比較的費用を抑えられるだけでなく、移動手段や時間、言語の壁もないなどといった点から「旅行しやすい」という要素が大きいのかもしれません。

宝くじで1億円当たったら、どんな投資をしてみたい?

あける

宝くじに当選したお金(1億円)で投資をするなら、以下のうち最もしてみたいと思う投資はどれですか?

宝くじで1億円当たった場合に、どのような投資をしたいかという質問に対する回答結果はこのようになりました。
投資はしないという回答が最も多く36%、ついで「株式投資」と回答した割合が30%となりました。

投資に興味がない、または他の使い道に充てたいと考えている方が多いようことが明らかです。
しかし、男女別の回答で見ると、女性の最多回答は「投資はしない」で44%、男性の最多回答は「株式投資」の36%となったことから男性の方が「投資」に関しての興味・関心があることが分かります。また、男女ともに、投資の中でも株式市場を通じて資産を増やしたいと考えている人が多いようでした。

宝くじで1億円当たったら、事業を始めてみたい?

あける

宝くじに当選したお金(1億円)で、事業を始めてみたい?

「宝くじで1億円当たったら、事業を始めたい!」と回答したのは全体のわずか4%となりました。
どんな事業を始めたいかという質問に対しては以下の回答があがりました。

自動車整備工場の事業を始めたいです。

上条さん(仮名)/女性/25歳

パン屋をやりたい。

西野さん(仮名)/男性/29歳

宝くじで1億円当たったら、家族や友人にしてあげたいことは?

あける


宝くじに当選したお金(1億円)で、家族や友人に最もしてあげたいことは次のうちどれ?

宝くじで1億円当選した際に、家族や友人にしてあげたいことは?という質問に対して最も多かったのが「旅行」で全体の30%を占めました。

また、「家を買ってあげる」・「欲しいものを買ってあげる」・「家族や友人にしたいと思うことはない」という項目が同率18%で並び、次に「奨学金や借金を返してあげたい」が12%となりました。

男女で見ると、女性は「旅行に連れて行ってあげたい」が最多回答、男性は「家を買ってあげたい」という回答が最多という結果になり、ここでも男女で意見が分かれているのが面白いポイントです。

宝くじで1億円当たったら、寄付をする?

あける


宝くじに当選したお金(1億円)で、寄付をするなら最も寄付したい団体は次のうちどれですか?

高額当選金の一部を社会貢献に役立てたいという意識を持つ層は全体の58%に上りますが、寄付を行わないという人も42%と少なくないことがわかります。寄付を行わない理由としては、家族や自分のために使いたい、すでに決めているお金の使い道があるなど、個人的な事情が考えられます。

男女別にデータを見ると、最も多い回答は「寄付はしない」で男性36%・女性48%。また、男性で次に多かった回答が「貧困問題に取り組む支援団体」で20%を占めました。女性回答では「教育問題に取り組む支援団体」・「医療問題に取り組む支援団体」が並んで16%という結果になりました。

あなたにとってお金とは?

あける


お金はあなたにとってどのような意味を持ちますか?最も近いものを選んでください。

あなたにとってお金とは?という質問に対して、「生活の安定」が52%で全体の最多回答となりました。

男女別で見ると、女性の最多回答は全体と変わらず「生活の安定」で76%、男性の最多回答は「自由」で48%という結果に。
男女でも、お金に関する価値観やイメージが異なってくることが分かります。「社会的地位」という回答は全体の10%を占めるものの、回答者は男性のみという結果になったのも面白い点です。

お金は幸福をもたらすと考えますか?

あける


お金は幸福をもたらすと考えますか?

男女ともに「お金=幸福」と考えるという回答が最多となりました。

やはり「宝くじが1億円当たったら…」と考えると夢が膨らむように、お金があれば「自分のしたいことができる、余裕ができる」といった面から「お金=幸福」という考えが大多数を占めるのではないでしょうか。

宝くじで1億円当たったら、不安に思うのは?

あける


宝くじに当選(1億円)したら、最も不安に思うことは次のうちどれですか?

宝くじが当たったら不安に思うことは?という質問に対して、最も多いのは「金銭管理・金銭感覚の麻痺」で全体の28%、次にリアルな問題で「税金」が24%という回答結果になりました。
宝くじ高額当選者が悲惨な末路に辿り着くという実話をもとにした映画やドラマも多いため、「金銭管理・金銭感覚の麻痺」が心配になるのは納得ですよね。

宝くじで1億円当たったら、仕事に対する考え方は変わる?

あける


宝くじに当選(1億円)したら、仕事に対する考え方は変わりますか?

この質問では、宝くじで1億円当たった場合に、仕事に対する考え方がどのように変わるかという回答を集計したものです。

全体で40%と、最も多い回答は「現在の仕事を続けたい」というものでした。高額当選しても、安定した収入源や社会とのつながりを重視する人が多いことがわかります。

次に多かったのが「好きな仕事に就きたい」が32%と、経済的な余裕を得て、自分の好きな仕事に転職したいと考えている人も少なくありません。

男女別で見ると、男性は今の仕事を続けたいという回答が48%と最多、女性は「自分の好きな仕事に就きたい」という回答が40%で最多となりました。この点でも、男女で差が出ているのが特徴的です。

宝くじのイメージは?

あける


宝くじに対してどのようなイメージを持っていますか?最も近いものを選んでください。

まず最も多い回答となったのが「当たるわけがない」で46%。宝くじに当たる可能性は低いと考えている人は多く、現実的な見方をしている人も多いことがうかがえます。

また、宝くじは「夢やロマン」と捉えている人が30%と、次に多いという結果になりました。一攫千金を夢見て宝くじを購入する人が多いことがこのデータからも明らかですね。

宝くじは普段から購入する?

あける

宝くじは普段から購入しますか?

普段から宝くじを購入する?という質問に対し、「全く購入しない」という回答が最も多く46%となりました。

先ほどの「宝くじに対してどのようなイメージを持っていますか?」という質問に対して、最多回答が「当たるわけがない」という結果からも「宝くじは当たるわけがないから購入しない」としている人が多いことが分かります。

ただ「当たらないから買わない」という考え方をするか、「買わなければ当たらない」という考え方をするかで、宝くじドリームを掴む確率が変わってくる可能性も?

借金がある状態で宝くじが当たったら?

あける


あなたに300万円の借金があったとします。宝くじで300万円を当てたら、どうお金を使いますか?最もあてはまるものを選択してください。

最後に、借金や債務整理などの情報を発信する「あけるさいむ」にもぴったりな質問、「300万円の借金があったとします。宝くじで300万円を当てたら、どうお金を使いますか?」のアンケート結果も紹介します。

「まじめに全額を借金返済にあてる」というまじめな回答が最も多く、全体の56%を占めました。男女別で見ると女性は64%、男性は48%という割合で、女性・男性ともに最多回答となりました。
次に多い全体回答は「欲しいものやしたいことにお金を使う」で全体の20%。この中で男性割合は28%を占め、2番目に多い回答となりました。

その次に多い全体回答は「お金を増やすために投資をする」で14%。その中で男性割合が8%なのに対して、女性割合は20%。女性の最多回答は「まじめに全額を借金返済にあてる」という回答でしたが、その次に多いのがこの「お金を増やすために投資をする」という結果に。一方で「お金を増やすためにギャンブルをする」という回答はほとんど男性が占めるという点も面白いポイントですよね。

男女で借金返済に対してどう向き合うのかが伺えるアンケート結果となりました。

まとめ

宝くじに高額当選するという、誰もが一度は夢見るような出来事。
現代社会では、経済的な不安や将来への漠然とした不安を抱えている人も多く、調査結果からは、宝くじが当たったらゆとりある豊かな生活をおくりたいと希望する方が多いことが分かりました。

宝くじに当選したら事業を始めたいと回答した全体割合はわずか4%、宝くじ当選後も「今の仕事を続けたい」という回答は全体の40%。この回答結果からも、現代の「派手なことはせず、安定を好む」20代が多いのではないかと考えられます。

また、車や家にこだわりを持たないという回答も目立ち、日本では長年ステレオタイプとなってきた「憧れのマイホーム・憧れのマイカー」などという概念はかなり薄れていっている傾向が見られました。
物質や財を重視する時代から、自由や内面の豊かさなど目に見えない要素を重視する時代に段々と変わってきているのかもしれません。

今回、現代を生きる20代が「宝くじに高額当選したらどうお金を使うのか?」をテーマに調査を行いました。
若い世代の考え方は時代とともに多様に変化し続けており、不景気をはじめとして日本の経済・政治などの背景も、彼らの考え方に影響している可能性は大きいのでは?と考えさせられる調査結果となりました。

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宝くじが当たったらお金の使い道は?20代にアンケート調査! | Shoply News

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