自作パソコンにハマり借金。減額シミュレーターがきっかけで借金を減額した男性の体験談【20代/150万円/任意整理】

今の返済が厳しくて、ブラックかもしれないんです。どこの審査も落ちるし…。闇金からお金を借りるしかないと思うのですが、不安で…他に良い解決策はありませんか？

自作パソコンにハマってしまったことが理由です。

私の趣味はパソコンでゲームをすることで、中でも一人称視点の銃撃戦ゲームが好きなんです。

はい、そうです。

そういったゲームは本人の操作スキルはもちろんですが、ネットの回線速度やパソコンの性能の影響を大きく受けてしまいます。

パソコンの性能のせいで行動に反映されるのが遅れ、それが原因で負けてしまうことが多々ありました。

そうなんです…。

私はゲームに勝つためにパソコンのパーツを組み替えることにしました。でも貯金がなかったので、資金は消費者金融で借り入れたんです。

ひとつこだわり始めると、他もこだわりたくなってしまうもので、次々とパーツを購入してパソコンを組み替えるようになりました。

いえ…簡単に借りることができたので、調子にのってゲームの課金やガチャなどにも使ってしまい、気付いた時には150万円になっていました。

その時には毎月の返済額にも困るようになってしまい、借金をどうにかできないかと思い悩んでいました。

実は同じような境遇の友人がいて、その友人が減額シミュレーターがきっかけで借金を減額できたと言っていたので、その減額シミュレーターを紹介してもらいました。

主に弁護士事務所などが運営している無料のツールです。

匿名で4つ程度の質問に答えるだけで、借金が減るか簡易的に診断してくれるというものです。

減額シミュレーターで診断をしてみると借金が減る可能性があると出たため、その減額シミュレーターを運営している弁護士事務所へ連絡してみました。

「任意整理で十分解決できますよ」と言われました。

私も弁護士さんの言うことを信じて任意整理をしてみることにしました。

任意整理とは簡単に言うと、弁護士が私の代わりに債権者（お金を貸した側）と交渉して、返済の条件を緩めてもらうことです。

具体的には「利息のカット」「返済期限の緩和」をしてもらいます。

そうです。

債権者は自己破産などをされてしまうと元金も回収できなくなってしまうため、「今のままでは返済できないが、条件を変えてもらえれば返済できます」という意思を見せて債権者に譲歩を求めるんです。

個人再生、自己破産などの債務整理とは違い、任意整理は債権者と債務者同士の話し合いになるので、裁判所は介入しません。そのため、債務者の代理として弁護士が交渉をしてくれます。

デメリットとしては、弁護士を雇う費用がかかることと、信用情報に記録されいわゆるブラックになってしまうことの2点が挙げられます。

特に任意整理をしてブラックになってしまうと、5年前後は新たな借り入れやローンを組むこと、クレジットカードの作成などができなくなるんです。

これらのデメリットと借金の状況を比べ、それでも返済額が軽減されることを優先したい場合に、選ぶ手段と思って頂けると良いと思います。

返済日が近づくと体調が悪くなったり精神的に不安定になったりするということがなくなり、とてもすっきりした気分でいます。

欲に溺れると取り返しがつかないことになるとよくわかりました。

また、困ったときはきちんと専門家に相談すべきだということもわかりました。ひとりで抱え込んでいても解決できないですから。

担当してくれた弁護士さんには本当に感謝しています。