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あける

パチンコやスロットがきっかけで借金を抱えてしまう人は少なくありません。

特に、「もう少し勝てば取り戻せる」と思い込む心理が借金の連鎖を引き起こし、気づいたときには返済が困難になっているケースも多く見られます。
この記事では、パチンコによる借金が膨らむ原因から、解決までの具体的なステップをわかりやすく解説します。
この記事は3分で読めます。
パチンコが原因の借金が膨らむ理由
目次
パチンコの借金が膨らむ理由として、以下が挙げられます。
・ギャンブルが原因の借入額は高くなる傾向
・借金が増える心理的要因
・滞納による悪循環
ギャンブルが原因の借入額は高くなる傾向

ギャンブルによる借金は高額化しやすく、平均で約400万円前後(2020〜2021年調査)にのぼったこともあります。特に、複数のカードローンやキャッシングを併用している人は、金利負担が重くなりやすい傾向があります。
参照元:「ギャンブル障害およびギャンブル関連問題の実態調査」報告書
借金400万円の借金はやばい?解決法と判断基準を解説!
「負け分を取り戻そう」という心理的要因

「負けを取り返したい」「次こそ勝てるはず」という考えが、さらなる借金を生む原因になります。
返済のためにまた借金をする“多重債務”の状態に陥る人も少なくありません。
ギャンブル依存症になりやすい人の特徴と治し方|危険な兆候を診断
滞納による悪循環

返済が遅れると、遅延損害金が発生し、元金がさらに膨らみます。
これにより、完済の目処が立たず、生活が圧迫されてしまいます。
パチンコの借金解決方法
では、パチンコによる借金を解決するためにはまず何から始めればよいのでしょうか?
以下借金解決方法のステップを解説していきます。
①パチンコをやめる
②家計を見直す
③専門家へ相談する
④債務整理を検討する
① パチンコをやめる

借金問題の根本原因がパチンコにある場合、まずはギャンブルから距離を置くことが最優先です。
自力でやめられない場合は、専門のカウンセリングや依存症支援機関を利用するのも効果的です。
② 家計を見直す

次に、収入と支出のバランスを整理しましょう。無駄な出費を減らし、返済に回せるお金を明確にすることで、現状の把握がしやすくなります。家計簿アプリを使うのもおすすめです。
③ 専門家へ相談する

自分だけで返済計画を立てるのが難しい場合は、弁護士や司法書士などの専門家に相談を。
初回相談を無料で行っている法律事務所も多く、家計状況に合わせた解決方法を提案してくれます。
無料相談で借金返済を解決できる窓口10選 費用をかけずに債務問題を解決する方法
④ 債務整理を検討する
弁護士や司法書士に債務整理を依頼すると、早ければ数日以内に取立てが止まります。

返済が限界に達している場合は、債務整理という法的手続きで解決を目指しましょう。
債務整理には「任意整理・個人再生・自己破産」という3つの方法があります。
★任意整理
裁判所を介さず、債権者と交渉して利息カットや返済期間の延長を行います。毎月の返済負担を軽減できるのが特徴です。

任意整理については、こちらの記事「任意整理ってなに?」
を参考にしてみてください。
★個人再生
裁判所を通じて借金を大幅に減額し、3〜5年の分割で返済していく手続きです。自宅や車などの財産を守りながら再出発できます。

個人再生については、こちらの記事「個人再生ってなに?」
を参考にしてみてください。
★自己破産
財産を清算し、残りの借金の支払い義務を免除してもらう制度です。ただし、ギャンブルが原因の借金は免責が認められない可能性もあるため、専門家と十分に相談しましょう。

自己破産については、こちらの記事「自己破産ってなに?」
を参考にしてみてください。

債務整理については、以下の記事を参考にしてみてください。
債務整理の仕組みと流れ|メリット・デメリット、注意点や手続きについて詳しく解説

債務整理に強く、パチンコなど生活上の不安にも理解のある専門家に依頼することがベストです。
無料相談などを活用し、自分と相性が良く信頼できる事務所を吟味することをお勧めします。
パチンコをやめたい時の相談先

パチンコをやめたい時の相談先として、以下をご紹介します。
・一般財団法人ギャンブル依存症予防回復支援センター
・精神保健福祉センター
・自助グループや回復支援施設
・依存症に特化した専門医療機関
一般財団法人ギャンブル依存症予防回復支援センター
ギャンブル依存症予防回復センターは、ギャンブル依存症に関する調査や予防・回復支援を行っている公的機関です。

臨床心理士などのカウンセラーが対応する、24時間対応のサポートコールがある点も安心です。
■一般財団法人ギャンブル依存症予防回復支援センター
URL: https://www.gaprsc.or.jp/index.html
電話番号: 0120-683-705
受付可能日時: 24時間・年中無休
対応する専門家: 臨床心理士などのカウンセラー
費用: 無料
精神保健福祉センター

精神保健福祉法に基づき、各都道府県に設置されている公的機関です。
こころの健康を保持し、向上させることを目的として、精神保健福祉相談を受け付けるほか、自立と社会復帰をサポートする指導と援助を行っています。
ギャンブル依存症の方には「ギャンブル障害回復トレーニングプログラム」、その家族には「依存症家族教室」を提供しています。
■精神保健福祉センター(東京の場合、※全国の都道府県に設置されています)
URL: https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/index.html
電話番号: 03-3844-2212
受付可能日時: 月〜金曜日の午前9時から午後5時まで(祝日・年末年始を除く)
対応する専門家: 相談窓口係員
費用: 無料
自助グループや回復支援施設

自助グループとは、同じ問題を抱える人々やその家族が集まり、メンバー同士で体験談や想い、情報、知識を共有し、問題解決のヒントを得ることを目的とした団体です。(主に非営利団体)
ギャンブル依存症の主な自助グループ一覧
■ギャンブラーズ・アノニマス(GA)
URL: http://www.gajapan.jp/index.html
拠点: 全国各地(46都道府県、201グループ)
主な活動内容: ミーティングの開催など
対象者: 本人
■DAジャパン
URL: https://kaimonorouhishakkin.jimdofree.com/
拠点: 全国10箇所(札幌、郡山、都内<上野、田町>、川崎、京都、兵庫、福岡、長崎、大分)
主な活動内容: ミーティングの開催など
対象者: 本人
■ギャマノン(Gam-Anon)
URL: https://www.gam-anon.jp/
拠点: 全国各地
主な活動内容: ミーティングの開催など
対象者: (依存症患者の)家族・友人
■ジャパンマック(特定非営利活動法人)
URL: https://www.japanmac.or.jp/
拠点: 東京、神奈川、福岡
主な活動内容: 回復支援プログラムや生活訓練など
対象者: 本人
依存症に特化した専門医療機関

依存症患者が地域で適切な医療を受けられるように、ギャンブルなどの依存症に特化した治療を行っている専門医療機関も存在します。
専門機関に相談し、カウンセリングや治療を受けることで、ギャンブル依存症から根本的に脱出できる可能性があります。
借金の相談を弁護士にするのが良いように、深刻な依存症の相談も、その分野の専門家に相談することが賢明です。
そのような弁護士に依頼できれば、債務整理だけでなく、今後の生活立て直しに必要なサポートもしてもらえるかもしれません。
まとめ

パチンコ・パチスロで借金を抱えた生活を続けると、借金は膨らみ、最終的には自己破産などの手続きを検討しなければならなくなる可能性があります。
しかし、この記事を読んでいる方の中には、まだやり直しが可能な人が多くいるはずです。
今の生活スタイルを見直し、少しずつでも借金を返済していければ、生活の立て直しは十分に可能だと考えられます。
ぜひ、今日からできることを始めてみてください。
借金の金額が大きく、自力で立て直すのが難しい場合は、弁護士に相談することをおすすめします。
借金問題については、無料相談を実施している法律事務所も多くあります。
まずは弁護士に相談することから始めてみてはいかがでしょうか。

