プレ値多数のビンテージデニム収集癖がある俺の借金体験談。リーバイスやラングラーなど。【50代/92万円任意整理】

古着を買うためにお金が必要でした。

大学に入った当時古着が流行っていました。

高校と比べて周りがおしゃれになっていくのをみて、自分もおしゃれにならなければいけないという使命感に襲われました。

そう思いながら古着屋に通ううちにビンテージデニムをコレクションすることが趣味になっていました。

しかし、奨学金を借りながら大学に通っていたので、趣味でビンテージものを買うお金なく渋々カードローンの契約をして購入していたのを覚えています。

はい、古着屋や中古屋ではクレジットカードが使えないことが多いので、カードローンで現金を下ろして使っていました。

買っていたデニムはリーバイスやラングラーというブランドがメインでした。

中には、プレミアがついているものなどもあり、給料1ヶ月分のお金を払ったこともあります。

流石に給料1ヶ月分は支払いできないので、リボ払いに変更しました。

はい、どうせ使っても働けば返せるとたかを括っていました。

最初にカードローンを契約してから、仕事で入る給料は関係なくカードローンで毎月20万円ほど借りていました。

シーズン毎にリーバイスやラングラー、Red Pepperなどのビンテージデニムを買っていました。

古着屋に行くたびに躊躇なく自分が欲しいものを見つけては、カードローンでお金をおろす生活を約２年ほど続けていました。

今思うとどんどんおしゃれになっていく友達への妬みだったと思います。

大学時代には、借金返済のために授業を休むこともあり、気づいた時には1ヶ月フルで働いでも届かない返済額になっていました。

複数社のカードローンを使っているうちに一回の返済額が給料を超えてしまい、返済が滞ってしまいました。

今後、このままカードローンの契約をし続けていたらいつまで経っても元金の返済が出来なくなってしまうと思い、債務整理を検討し始めました。

債務整理について何もわからず、調べても理解が難しかったのでネットの広告から申し込みをしたのを覚えています。

結果、任意整理の手続きをして、28万円ほど借金が減額されました。

和解後、毎月の返済計画をたてて4万円づつ返済する事を決めました。

その後、毎月8万円ずつ支払えば問題なく生活できると言うことがわかり、毎月8万円ずつ支払うようにしました。

どうしても羨ましく思ったものは手に入れないと気が済みませんでした。

周りがおしゃれになっていくからといって、収入に見合わない買い物をしていたことに後悔しかありません。

債務整理をすることを決める前は、昼食を抜いたり、晩ご飯を水で済ませたりと返済金を確保するためにかなりきつい生活をしていました。

ただ、今回任意整理をして、返済金を抜いても晩ご飯が水になるというような無理な生活を卒業することができました。

今はカードローンを使うのは、やめて現金しか使わない生活にしています。

自分の給料、資金力の中でできることを見極めて全力で楽しみます。