先進医療によるガン治療で借金も「減額シミュレーター」がきっかけで再出発できた男性の体験談【40代/420万円/個人再生】

今の返済が厳しくて、ブラックかもしれないんです。どこの審査も落ちるし…。闇金からお金を借りるしかないと思うのですが、不安で…他に良い解決策はありませんか?

戸田さん

あける

闇金からの借入はもちろん、基本的に借金で借金を返すのは、借金状況が悪化するだけなのでお勧めできません

もしあなたが現在、借金の返済に困っているのであれば、まずは、無料で活用できる借金減額シミュレーターを使ってみてください。

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このサイトには、過去に借金で苦しんでいた人々がどのように解決したのか、その体験談を豊富に掲載しています。

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2020年5月~2023年9月の「あけるさいむ」ユーザーアンケートに基づくものです

上記、借金総額に応じたページへ遷移して、分析データを見たり体験談を読んだりすることで、今の不安を和らげることができるでしょう


ガンの治療のため先進医療を受けることに。

保険がきかず、全額自費治療で借金生活へ。

今回は、個人再生をして心機一転再出発をした萩野さんの体験談です。

柏木 裕一
借金減額スペシャリスト

あけるさいむでは借金問題でお困りの方に、借金減額に関する難しい手続き・解決方法を体験談を交えながら、わかりやすく紹介します。OFO Inc.,債務整理アドバイザー/ファイナンシャル・プランニング技能士資格保有

体験談

萩野裕一さん(仮称)
借入(減額)体験満足度: (3)

【年齢】40代
【性別】男性
【職業】会社員
【借入件数】5件
【毎月の返済額】16万円
【借金総額】420万円
【解決方法】個人再生
【減額できた借金額】320万円

借金をした理由は?

大手・中小消費者金融、闇金、個人間融資(闇金)、カードローン…、賃金業者は様々な形態で融資を行なっており、借金が身近な存在になっています。そして、お金に困っている方にとっては昔よりはるかに「借金がしやすい世の中」だと言えます。今回の借金体験者である、萩野さんは、どうして借金をすることになったのでしょうか?

あける

なぜ借金をすることになったんでしょうか?

ガンになってしまい、保険適用外の先進医療である重粒子線治療を受けたことが理由です。

私には妻と中学生と小学生の娘がおり、今まで特に大きな病気をすることもなく、平凡ではありますが、元気に幸せな日々を過ごしていました。 それが、ある時会社の健康診断で「肺に影がある」と再検査をするように言われたんです。

萩野さん

あける

再検査ではどのような結果が出たんですか?

医師からははっきりと「初期の肺がんです。手術が難しい位置にあるため、化学療法や放射線治療、投薬での治療を行うことになります。」と言われました。

私はそれまで大きな病気をしたことがなかったこともあり、本当にショックで頭の中が真っ白になりました。若いと進行が早いと言いますし、悪化する前になんとかしたいと、私はすぐに治療を始めました。

萩野さん

あける

突然の宣告だったんですね。

はい、まだまだ育ち盛りの娘が2人おりますし、妻は体が弱く、フルタイムで働くのは難しい状況でした。そんな中で私が働けなくなるのは考えられません。

勧められた治療では、長期の入院も必要なかったため、働きながら治療を行うことに決めました。

萩野さん

あける

治療の成果はいかがでしたか?

およそ半年間治療を続けましたが、結果は芳しいものではありませんでした。

入院が必要ないとはいえ、抗がん剤治療は体力的につらく欠勤してしまうことも多々あって…。 有給も使い切ってしまったため、消費者金融から借り入れをして、欠勤分の給与を補うようになりました。

萩野さん

あける

治療と仕事の両立は大変ですよね。

その後、先進医療に切り替えたということですか?

はい。治療がうまくいかず陰鬱としている中、ある時読んでいた雑誌の特集がきっかけで重粒子線治療を知ったんです。

萩野さん

あける

ガンの先進医療ですよね。

そうです。先進医療のため自費治療になりますが、少しでも良くなるのであればこれに賭けてみようと思いました。

ただ、重粒子線治療を行っている病院は少なく、治療費の他に交通費などもかかるようでした。

ガン保険などをかけていなかったので不安は残りましたが、マイホームを建てたばかりで貯金に余裕がなかったため、私は妻と相談して消費者金融から治療費を借りることにしました。

萩野さん

あける

そうだったんですね。治療を切り替えたことで効果はありましたか?

それが、始めた当初はあまり改善しませんでした。というのも、その前の抗がん剤治療で体力が落ちていたこともあり、会社を休みがちになってしまって、返済のプレッシャーで精神的に追い詰められていたんです。

病気や返済、さらには家族の将来を考えると、不安で何も手につかなくなってしまい返済も滞るばかりでした。

萩野さん

解決方法や返済について

お金を借りる際には安全な消費者金融は存在しない、と考えるのが鉄則です。

返済計画もないままに借入を繰り返し、後々借金地獄に陥いるというケースが後をたちません。

あける

治療に加えて借金の悩みもあったということですね…。そこからどうやって借金減額について知ったのでしょうか?

ある時、妻が減額シミュレーターというものを見つけてきました。

「国が認めた借金減額制度」である「債務整理」を行った場合に、どれくらい借金が減らせるのかを、無料かつ匿名で簡易診断してくれるツールです。無料だったこともあり、試しに利用してみました。

萩野さん

あける

減額シミュレーターの結果はいかがでしたか?

借り入れ件数、借金の総額、借り入れ時期・期間、月々の返済額などの質問に答えると、「借金を減額できる可能性があります」と結果が出ました。一瞬でも心が軽くなったのを覚えています。

萩野さん

あける

簡易診断なので正確な結果は出ませんが、それでも安心できますよね。その後、どういう流れで個人再生に踏み切ったのでしょうか?

減額シミュレーターでは、電話番号やメールアドレスなどの連絡先を入力するのですが、診断後に運営元の法律事務所から連絡が来ました。

その際に、借金状況の詳細を話したところ、「債務整理をしてみませんか?」と提案していただきました。減額シミュレーターが窓口になって弁護士さんをつないでくれたんです。

萩野さん

あける

減額シミュレーターは法律事務所が運営しているサイトで、気軽に弁護士に相談してほしいと作られたツールなんですよ。ごく稀に違法業者の運営するものもあるので、利用には運営元の確認が必要です。その後、実際の弁護士相談はいかがでしたか?

無料で相談に乗ってくれて、借金減額について詳しく教えていただきました。

借金の利息や元本そのものを減らせる手続きである債務整理には、「任意整理」「個人再生」「自己破産」の3つの方法があり、それぞれ説明を受けて個人再生を選びました。

萩野さん

あける

借金問題の相談は無料としている法律事務所も多いので、まず相談してみるのがおすすめです。個人再生で総額420万円の借金を100万円に減額したんですね。

そうです。個人再生は1/5~1/10程度の借金を減額できる方法でした。

ただし最低でも100万円は自力で返済しなければならないので、100万円以下の借金には使えず、5000万円を超える借金にも使えません。

しかし100万円であれば何とか返せそうな額でしたし、マイホームを家族のためにも手放したくなかったので、「住宅ローン特則」を利用できる個人再生を選びました。

萩野さん

あける

なるほど。任意整理も整理したい債務のみの整理手続きが可能で、保証人に迷惑がかかる借金や住宅ローンなどは任意整理の対象外とすることができる方法です。こちらはかがでしたか?

任意整理は、借金の利息と損害遅延金をカットし、3~5年で返済できるよう返済計画を練り直すというものでした。

借金の元金を減らす手続きではないため、個人再生や自己破産と比べると減額できる額は低いです。任意整理で減額できても、残りの返済が難しそうだったので選びませんでした。

萩野さん

あける

そうだったんですね。任意整理は減額幅が少ない分、依頼料なども大幅に抑えることができ、デメリットの少ない方法になります。債務整理の中で一番選ばれている方法です。裁判所への申し立ての必要がなく、弁護士が代理人となって債権者とやり取りをし解決に導くため、家族や周囲にバレたくない方、借金の総額が少ない方におすすめです。

そうなんですね。確かに任意整理の手続き費用は3万円~でしたが、個人再生の手続き費用は合計で50~60万円ほどでした。

総額の負担を算出して、それぞれの条件やメリットデメリットを丁寧に教えてくれた弁護士さんには感謝しています。

萩野さん

あける

債務整理をする際は、借金状況や減額幅、手続き費用などすべてを考慮して納得のいく方法を選びたいですね。デメリットについても納得されて踏み切ったんですね。

はい、個人再生をすると約10年間ほどいわゆるブラックリストに載ることになると言われました。ちなみに任意整理のブラックリストへの掲載はおよそ5年だそうです。

ブラックリストに載ると、既存のクレジットカードが使用できなくなったり、新規で作れなくなるほか、新規のローンを組むこともできなくなります。また、個人再生をした事実は官報にも載ります。官報は一般の人が目にするようなものではありませんが、誰でも見ることができます。

萩野さん

あける

個人再生では元金を減らせる分、デメリットも多々あります。さらに、書類作成や裁判所への出廷など手続きが多く、債権者との直接交渉が必要であったりと、約6~12か月ほど時間のかかる手続きです。生活への影響はいかがでしたか?

はい、治療や仕事との両立は大変でしたが、家族が協力してくれました。

クレジットカードについてはデビットカードやプリペイドカードを代わりに使用したり、最近ではネット決済が充実しているので何とかなっています。

萩野さん

あける

ご家族の協力が得られてよかったですね。減額した借金はどれくらいの期間で返済していくことになったんでしょうか?

個人再生では減額した借金は3年~5年の長期分割で完済することになります。

私の場合は、5年かけて完済できるような計画にしてもらいました。

萩野さん

あける

完済の目処が立ってよかったですね。3つ目の自己破産については検討しましたか?

はい。自己破産は債務整理の中でも減額幅が一番大きく、全額免除の可能性がある方法なので検討しました。

しかし、借金が全て帳消しになる代わりに住宅や車など、20万円以上の価値のある財産が処分されてしまうそうで、家族のいる私にとってはデメリットが大きかったのでやめました。

裁判所に借金の返済が不可能であることを申し立て、財産を処分する代わりに借金を全て帳消しにしてもらう手続きです。

萩野さん

あける

自己破産は、借金総額がかなり多く、任意再生や個人再生手続きをしても返済が難しいといった方におすすめです。持っている全ての財産を処分しても借金完済が難しい、「支払い能力がない」であると裁判所に認められると適用できます。20万円以上の価値がある財産は没収されますが、破産後に得た財産、生活に欠かせない家財道具、1ヶ月分の食料燃料、99万円以下の現金、破産管財人が放棄した財産、その他、裁判所が認めた自由財産の拡張財産は手元に残せます。

そうなんですね。ほかにもデメリットとして、約10年間ブラックリストに載ることや官報に載ることを伺いました。

任意整理や個人再生とは異なり、借金がゼロになる代わりにデメリットも増えるんですね。

萩野さん

あける

そうです。このようなデメリットによる制約を受けたくない場合、減額幅は小さいですがいくらか減額できる方法が債務整理以外にもあります。おまとめローンや過払い金請求といった方法です。

おまとめローンは知っています。借金を一本化し金利を下げる方法ですね。

私も複数社から借金をしていたので検討しましたが、元金が減るわけではないのでおまとめローンを利用しても返済が見込めませんでした。

萩野さん

あける

おまとめローンは利息の返済だけでも減らしたい人や、借金は減らなくても毎月の返済額の負担を小さくしたい方にとっては、債務整理のようなデメリットがないのでおすすめです。その分審査は厳しくなっています。おまとめローンは月々の返済額を少なくし、長期で返済することが可能な方法ですが、その分返済期間が延びてしまう恐れがあり、支払総額がかえって増えてしまうこともあります。

なるほど。毎月の返済額を少なくしたい方はいいかもしれませんね。

過払い金請求はどういった方法ですか?

萩野さん

あける

過払い金請求は「2010年6月17日以前の借金」に有効な方法です。すべての方が当てはまるわけではありませんが、当時払いすぎていたと認められるとその分を過払い金として返還請求できます。過払い金とは、消費者金融やカード会社などに対し、法律の上限を超えて払いすぎた利息のことを言います。ちなみに完済している方でも適用でき、「完済してから10年以内」が条件となります。

なぜ2010年6月17日以前なんですか?

萩野さん

あける

当時貸し出しの金利のルールに「出資法(上限29.2%)」「利息制限法(15%~20%)」の2つがあり、それぞれ金利の上限が異なっていました。その上限金利の差を利用し、出資法の上限金利に合わせて不当に多く返済させる事例が発生していたことが理由です。今から10年以上前の借金のことになるため、少しでも心当たりのある方はすぐにでも相談してほしい事例です。

そうなんですね。もし周りに条件に当てはまる人がいたら、無料相談をおすすめします。

今回担当してくれた弁護士さんには本当に感謝しているので、借金で悩んでいる方にはぜひ足を運んでほしいです。

萩野さん

あける

そうですね、多くの法律事務所では後払いや分割払いに対応していますし、経済的に余裕がない人は、法テラスを利用して弁護士費用を立て替えてもらうといったことも可能です。

その後の借金返済状況

無事に借金問題を解消することができた萩野さんですが、その後、不便なことや、気になっていることなどあるのでしょうか。

あける

個人再生をしてからの生活はいかがですか?

借金の不安がなくなったことで、集中して治療に打ち込めるようになりました。

治療の効果もあって現在は寛解しており、借金をしたり遠方の病院まで通ったりした甲斐がありました。

当時は病気や家族の心配に加え、借金の不安もあったため、精神的にかなり落ち込んでいたので治療どころではなかったかもしれません。 今は家族4人で元気にやっています。

萩野さん

あける

今回のことで学びなどはありますか?

困ったらまず専門家に相談するべきだということですね。

ガンだとわかった時にはすぐにお医者さんに相談したのに、借金問題となると誰に相談していいかわからなくて抱え込んでしまいましたから。

相談は無料としている法律事務所が多いので、困っている方は気軽に減額シミュレーターからでも相談してみて欲しいです。

萩野さん

体験談が解決への道しるべとなります

今、このページをご覧になっているということは、「借金問題からなんとか解放されたい」と情報をお探しのことでしょう。

どうぞご安心ください。

このサイトには、過去に借金で苦しんでいた人々がどのように解決したのか、その体験談を豊富に掲載しています。

借金総額の体験談は、あなたと似たような状況から抜け出すことができた「リアルな解決法」が盛りだくさんです。

ぜひ一刻も早く、この不安な気持ちから解放され、あなたが望むいわゆる普通の生活を手に入れてください。

2020年5月~2023年9月の「あけるさいむ」ユーザーアンケートに基づくものです

上記、借金総額に応じたページへ遷移して、分析データを見たり体験談を読んだりすることで、今の不安を和らげることができるでしょう