終わらないリボ払いを早く終わらせるための返済のコツと解決策

リボ払いを早く終わらせるための返済のコツとは?返済が進まない原因とその理由を詳しく解説!

目次

リボ払いとは、リボルビング払いの略で、毎月一定の金額を支払うことで返済を行う方法です。この支払い方法は、大きな買い物をした際に支払金額を複数回に分けて返済することができるため、無理なく支払いを続けられます。しかし、計画的に利用しないと、返済が終わらずに悩まされることがあります。この記事では、リボ払いの返済が長引く原因と、その問題を避けるための効果的なリボ払いの返済方法について詳しく説明します。

リボ払いの返済方法

リボ払いには、主に「定額方式」、「残高スライド方式」、「定率リボルビング方式」の3つの支払い方法があります。どの方式が適用されるかは、利用する金融機関によって異なるため、事前に確認しておくことが重要です。

定額方式

「定額方式」とは、返済金額を一定に設定し、その額と手数料を毎月支払う方法です。例えば、15万円のパソコンをリボ払いで購入し、毎月の返済額を2万円に決めた場合、毎月の支払金額は変わりません。最終月には、2万円で割り切れなかった残金を一括で支払うことになります。

さらに、もしパソコンの返済が終わる前に20万円の洗濯機を購入したとしても、パソコンの返済額2万円に加えて洗濯機の2万円の合計4万円が支払いに加算されるわけではなく、返済金額は2万円(+手数料)のままです。このように、返済金額が一定で、毎月の支払いを無理なく行えるのが定額方式の大きなメリットです。

残高スライド方式

「残高スライド方式」とは、借入残高に応じて毎月の返済金額が段階的に変動する方式です。例えば、次のように借入残高によって返済額が決まるリボ払いを考えてみましょう。

残高スライド方式の返済金額例

  • 借入残高10万円以下:毎月1万円
  • 借入残高10万円超~20万円以下:毎月2万円
  • 借入残高20万円超:毎月3万円

例えば、15万円のパソコンを購入すると、毎月の返済額は2万円となります。しかし、借入残高が10万円を下回ると、毎月の返済額が1万円に減少します。一方で、パソコン代の完済前に20万円の洗濯機を購入すると、借入残高が20万円を超え、月々の返済額は3万円に増加します。

残高スライド方式では、借入残高が増えると返済額も増えるため、残高の管理をしっかり行わないと、毎月の返済額が変動し、管理が難しくなる可能性があります。また、借入残高が減ると返済額は減少しますが、その分返済期間が長くなり、結果として手数料の負担が増えることになります。

定率リボルビング方式

定率リボルビング方式とは、借入残高に対して一定の割合を乗じた金額を毎月返済する方式です。例えば、借入残高に対して5%の割合が返済額となる定率リボルビング方式を考えてみましょう。

例えば、15万円のパソコンを購入すると、毎月の返済額は15万円×5%=7,500円となります。その後、借入残高が5万円に減っても、毎月の返済金額は7,500円のままとなります。しかし、借入残高が5万円の時点で20万円の洗濯機を購入した場合、借入残高は5万円+20万円=25万円に増加し、その結果、毎月の返済金額は25万円×5%=1万2,500円に増えることになります。

リボ払いと分割払い、どちらの返済方法がより簡単か?

結論として、返済の終わりが見える方法を選びたいのであれば、「分割払い」が最適です。分割払いでは、購入時に支払い回数を設定でき、その回数に従って約束通りに支払うことで完済することができます。例えば、24万円のパソコンを購入し、12回払いに設定すれば、毎月2万円ずつ支払うことで1年以内に完済できます。また、分割払いでは「今月で6回目の支払いだから、残りの支払いはあと半年」といった具合に、返済状況を把握しやすい点もメリットです。

さらに、分割払いは商品ごとに設定されるため、例えば12万円のスマホを追加で購入し、12回払いに設定した場合、月々の支払いは合計で3万円になります。一方、リボ払いはすべての買い物を一つの支払いとしてまとめるため、商品が増えるたびに返済期間が延びてしまい、終わりが見えづらくなります。

月々の支払い額を抑えるという点ではリボ払いが有効ですが、商品ごとにローンを完済していく場合は、分割払いの方が適しています。

リボ払いの返済が長引く理由や原因は何か?

リボ払いは便利な支払い方法ですが、返済がなかなか完了しない場合もあります。この記事では、その原因や理由について詳しく解説します。

毎月の返済金額が支払残高に対して少ない

リボ払いのメリットは、毎月無理なく返済できることですが、月々の支払い額が少ないと完済までに時間がかかります。例えば、20万円の商品を購入し、月々の返済が5,000円の場合、計算上では40ヵ月、つまり3年4ヵ月かかります。さらに、リボ払いには手数料が加算されるため、実際の支払い期間はさらに延びることになります。また、支払い期間中に新たな買い物をすれば、その分支払い期間が長くなる可能性もあります。現在の残高を確認し、無理のない範囲で毎月の返済金額を見直すことが重要です。

計画なしでリボ払いを設定している

定額方式のリボ払いでは、毎月の返済金額が一定であるため、買い物をしても返済額が変わりません。そのため、自分の残高がいくら減っているかがわかりづらくなります。残高を確認せずに新たな買い物をすると、支払い残高が増加し、それに伴って手数料も増えてしまいます。残高の管理を怠り、利用残高に応じた支払い額の変更を行わない場合、返済が何十年も続く可能性があります。

毎月の返済額が一定に設定されている

リボ払いの返済がなかなか終わらないもう一つの理由は、毎月の返済額が固定されていることです。これはリボ払いの特徴の一つですが、実はこの仕組みが落とし穴になっています。

例えば、リボ設定額が2万円であれば、高額な買い物をしても毎月の支払いは2万円に固定されます。もし買い物金額が10万円程度なら、手数料は1,250円となり、支払った2万円のほとんどが残高返済に充てられます。しかし、買い物金額が100万円に達すると、ほとんどの支払いが手数料に充てられてしまいます。

以下の表のように、残高に対して返済額が少ないと、返済が進まず手数料を延々と支払い続けることになります。

利用残高手数料リボ返済額残高返済に充てられる金額
100,000円約1,250円20,000円約18,750円
1,000,000円約12,500円20,000円約7,500円

このように、利用金額に応じてリボ設定額を変更しないと、返済が長引くことになります。

手数料が高く設定されているため、支払い額が増えやすい

リボ払いの手数料は通常15.0%程度と高めに設定されています。このため、自分が思っているよりも元金の返済が進まないという事態が発生します。例えば、30万円の商品をリボ払いで購入し、返済金額を月1万円に設定した場合、金利15.0%での月々の返済内訳は以下のようになります。

表1: 借入れ30万円、金利15%、月1万円返済の場合の返済内訳

回数返済金額元金手数料残高
1回目1万円6,250円3,750円29万3,750円
2回目1万円6,329円3,671円28万7,421円
3回目1万円6,408円3,592円28万1,013円
(省略)
37回目1万円9,775円225円8万2,229円
38回目8,331円8,229円102円0円(完済)

1回目の返済を見ると、1万円の返済のうち、元金に充てられる部分は6,250円で、残りの3,750円は手数料に充てられていることがわかります。このように、リボ払いでは支払いを開始してからしばらくは手数料に多くの金額が充てられるため、元金の減少が遅く、返済が長期化する傾向があります。

危機に気づきにくい

リボ払いは、利用者が問題に気づきにくい側面を持っています。リボ払いの返済は基本的に口座からの自動引き落としで行われるため、毎月返済ができていると、利用残高が順調に減少していると勘違いしやすくなります。しかし、利用残高が減っていない状況でも、「そろそろまたリボ払いを使っても問題ないだろう」と思い込み、再度利用してしまうことがあります。これにより、結果的に利用残高が増えてしまうのです。カード利用額の限度を超えて初めてその事実に気づき、返済が難しくなることもあります。これがいわゆる「リボ地獄」に陥るケースです。リボ払いを使う際は、毎月の利用明細で残高が確実に減少しているかを確認することが重要です。

リボ払いを早期に返済するための方法とポイントは?

リボ払いを早く返済するには、月々の返済額を増やすことと、手数料をできる限り減らすことが重要です。ここでは、リボ払いを早めに返済するための上手な返済方法や返済のコツを紹介します。

返済日は必ず守る

返済日に口座残高が不足していると、その翌日から「遅延損害金」が発生します。この遅延損害金の利率は金融機関によって異なりますが、通常の金利よりも高く設定されていることが多く、また、支払いが遅れる分「通常の手数料に加え遅延損害金」という二重の手数料が発生することもあります。したがって、返済日は必ず守ることが重要です。アコムのアプリ「myac」を使えば、返済期日をいつでも確認できるため、期日や返済金額を管理しやすくなっています。

全額を一度に返済する

繰り上げ返済に似ていますが、一括返済はリボ払いの利用残高を一度に全額返済する方法です。

ただし、生活に必要な資金を無理に返済に回すことは危険です。残高がまだ高い場合は、一部返済にとどめておく方が安全です。また、「月々の返済金額を増やす」、「一部繰り上げ返済」、「一括返済」の方法は金融機関によって異なります。一般的に、これらの手続きはコールセンターやウェブサイトを通じて行います。

毎月の返済額を増やす

返済期日に口座の残高が不足している場合、翌日から「遅延損害金」が発生します。この遅延損害金の利率は金融機関によって異なりますが、通常の金利よりも高く設定されている場合が多く、支払いが遅れると「通常の手数料に加えて遅延損害金」の二重の費用が発生することもあります。そのため、返済日を確実に守ることが重要です。アコムのアプリ「myac」では、返済期日をいつでも確認できるため、期日や返済金額の管理がしやすく、便利です。

一部を前倒しで返済する

臨時収入があった場合、その一部を繰り上げ返済に充てることも効果的です。繰り上げ返済をすることで、リボ払いの返済期間を短縮し、手数料を削減することができます。

低金利のカードローンに借り換える

すでに借入残高がかなり大きくなり、支払いが長期間にわたっている場合、金利の低いカードローンに乗り換えるのも有効な方法です。これは、現在のリボ払いの金利よりも低いカードローンでお金を借り、その資金でリボ払いの残高を一括返済した後、カードローンの返済を行う方法です。また、銀行や消費者金融では、複数の借入れを一つにまとめる「おまとめローン」を提供している場合があります。複数のリボ払いを利用している場合、このおまとめローンを活用することで、月々の返済日を一つにまとめ、支払い総額を削減できる可能性があります。

リボ払いで抜け出せない返済地獄!返済が終わらない3つの理由

リボ払いがなぜ返済地獄に陥るのか、この記事を読み進める中で、何となくその理由が見えてきた方もいるかもしれません。リボ払いが完済できない原因として、主に以下の2つが挙げられます。

  1. 支払い残高が把握しづらい
  2. 手数料がどんどん増加していく

それでは、具体的にどのような返済方法が長期化を引き起こすのかについて見ていきましょう。これから、返済が長引く3つの主な原因を解説します。

支払残高に対して毎月の返済額が少ないため

総額50万円の支払い残高があり、生活への負担を避けるために毎月1万円ずつ返済している場合、返済が進まないことがあります。例えば、50万円の残高がある場合、毎月1万円の返済では、単純計算で4年以上かかります。その上、月々の手数料が増えていくため、返済期間はさらに延びることになります。

もし毎月の返済額を1万円から2万円に増やせば、返済スピードは2倍になります。無理のない範囲で、返済額を増やすことで早期に完済することが可能です。

リボ払いの返済が長引いている、もしくはリボ地獄に陥っている方は、手数料を減らすことができる債務整理を検討するのも一つの選択肢です。

計画なしでリボ払いを設定しているため。

一定額で設定したため、リボ払いを使って欲しかった服やアイテムをたくさん手に入れることができました。このように一定額の支払いは、無理なく返済ができると感じさせるため、実際には返済地獄に陥っていることに気づきにくいのがリボ払いの怖いところです。

極端に言えば、毎月同じ額さえ払えば、ハイブランドの服やバッグ、アクセサリーなど、欲しいものが何でも手に入るかのように感じることができます。まるで夢のような制度のようですが、その裏には膨れ上がる支払い残高と手数料が隠れています。

リボ払いにも上限が設定されており、その上限に達すると、再度買い物をしてリボ払いを利用することができなくなります。この時点で、支払い残高が数百万円を超えていることもあります。

そのため、調子に乗って使いすぎると、気づいた頃には「いったい何十年かけて返済すれば完済できるのか」と驚愕するような額になっていることも少なくありません。リボ払いを使う際は、「この商品だけはリボに設定する」など、計画的に使うことが重要です。

手数料が高く設定されているため、支払い額が膨らみやすい。

高価なハイブランドのバッグを購入し、支払いをリボ払いで長期的に行うことに決めた場合、その最大のリスクは「手数料を含めた一定額の支払い」です。例えば、毎月1万円の返済額に設定した場合、実際に支払うのはその「一定額」と「手数料」を合わせた金額です。

そのため、リボ払いを選んで長期的に支払いを続けると、返済額と手数料の比率が徐々に変わっていきます。支払いが長期化することで、手数料ばかり支払い、実際の残高がなかなか減らない状況に陥ることもあります。

「毎月支払いをしているから、そろそろ完済できるだろう」と思って支払い残高を確認した際に、その額に驚くことがあるのも、リボ払いの特徴です。

リボ払いよりも分割払いの方が返済しやすいのか?

リボ払いに似た支払い方法として「分割払い」があります。リボ払いと分割払いの主な違いは、毎月の返済金額が一定であるか、支払い回数(期間)が固定されるかという点です。

例えば、1月に20万円の冷蔵庫を購入し、4月に15万円のスマホを買ったと仮定しましょう。定額方式のリボ払いでは、返済金額を月々2万円(+手数料)に設定すれば、返済金額は返済が完了するまで変わりません。しかし、両方を10回払いの分割で支払う場合、1月から3月までは月々2万円(+手数料)の支払いとなりますが、4月から10月までは2つの支払いが重なり、月々の支払いが3万5,000円(+手数料)に増えます。その後、冷蔵庫の支払いが終わると、スマホの分割料金は月々1万5,000円(+手数料)になります。

表2. 分割払いの支払い例

期間支払い内容支払額(手数料込み)
1月〜3月冷蔵庫(20万円)2万円+手数料
4月〜10月冷蔵庫+スマホ(15万円)3万5,000円+手数料
11月〜翌2月スマホ(15万円)1万5,000円+手数料

このように、分割払いは2つの支払いに対して手数料がかかります。どちらが返済しやすいかは一概に言えません。自分のライフスタイルや返済能力を考慮して、メリットとデメリットを比較し、適切な支払い方法を選ぶことが大切です。

リボ払いの返済を滞納するとどうなるのか?

リボ払いをはじめとする後払いのシステムは、本来その場で支払うべき金額を金融機関が代わりに支払う仕組みで、利用者と金融機関との信頼関係に基づいて成り立っています。そのため、支払いを滞納すると、遅延損害金以外にも様々な不利益を被ることになります。

まず、滞納してから数日後にはカードの利用が停止され、金融機関から電話やメールで連絡が入ります。この連絡を無視すると、自宅に督促状が送られ、家族に支払い遅延が知られることがあります。さらに、2〜3ヶ月の滞納が続くと、信用情報機関に異動情報が登録され、新しいクレジットカードやローンの審査に悪影響を及ぼします。この時点でクレジットカードが強制的に解約され、残高を一括請求されることもあります。一括返済ができない場合、金融機関が訴訟を起こし、最終的に財産を差し押さえられる可能性もあります。

こうした事態を防ぐためには、返済が困難な場合には債務整理を検討することも選択肢の一つです。任意整理を行うと、返済残高は減少しませんが、将来の手数料や遅延損害金の削減が期待できます。しかし、交渉には専門的な手続きが必要であり、司法書士や弁護士に相談することが大切です。

ただし、司法書士や弁護士への依頼にも費用がかかり、債務整理の記録は信用情報機関に残るため、今後のローン契約に影響を及ぼす可能性があります。まずは金融機関に相談し、その後に司法書士や弁護士にアドバイスを求めることをお勧めします。

ブラックリストに載るとローン契約が難しくなるので注意が必要

支払いを滞納したり、督促を無視し続けると、最終的にブラックリストに載る可能性があります。ブラックリストとは、顧客の「事故や延滞情報」を記録したもので、簡単に言うと「この人物は約束通りに支払いをしない危険人物」といった内容が記載されたリストです。

もし名前を調べて、支払いを守らない人物であることが分かれば、金融機関はその人にローンを組ませることはありません。金融機関としては貸したお金をきちんと返済してもらわないと損をするため、「貸さない方がいい」と判断して審査に通らなくなります。

ブラックリストに載ると、ほぼ確実に一括払いでの購入しかできなくなるので、その点には十分な注意が必要です。

リボ払いで返済が難しくなったローンは、任意整理を考えるべき

当然ですが、リボ払いで返済ができなくなったローンは放置しておくことはできません。商品の購入時に「リボ払いで返済します」と約束した以上、たとえ差押えがされることになっても、必ず返済する責任があります。

しかし、返済しようにも残高があまりにも大きすぎる場合、支払うことができないと感じることもあります。そんな時におすすめするのが、任意整理という方法です。

任意整理は、借金の総額を減額してもらい、残高分だけを返済する制度です。債権者(借金先)との交渉を通じて、手数料や遅延損害金などの不要な費用をカットしてもらいます。

ただし、交渉には専門的な知識と手続きが必要ですので、司法書士や弁護士などの専門家の助けを借りることが必須です。自分一人で進めることは非常に難しいので、専門家に依頼しましょう。

任意整理のメリット

リボ払いの任意整理を行うことで、以下のようなメリットがあります。

  • 専門家に依頼した時点で督促が停止する
  • 手数料をカットできるため、返済総額が減額される
  • 完済への道筋が明確になる

これらの利点により、返済がスムーズに進む可能性が高まります。

任意整理のデメリット

任意整理にはメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。

  • 任意整理後、約5年間はローンを組むことができなくなる
  • 月々の返済額が増える可能性がある
  • ショッピングに関しては過払い金の対象外となる

任意整理を行うことは「自力で返済できなかった」とみなされ、支払い能力に不安があると判断されるため、ブラックリストに登録されることになります。完済後、約5年間は新たにローンやクレジットカードを作ることができなくなります。また、保証人になることや引っ越しなど、お金に関連する審査が非常に厳しくなります。

さらに、任意整理は返済計画に基づいて返済を進める必要があり、利息のカットなどが相手に受け入れられた結果としての整理であるため、原則として3〜5年以内に完済する必要があります。つまり、「無理のない返済」を考える余裕はなく、リボ払いでの借金総額によっては月々の返済額が増加することを認識しておくことが重要です。

また、注意すべき点として、ショッピング目的でのリボ払いには過払い金が適用されません。最近「払いすぎた利息が戻ってくる」といった広告も見かけますが、残念ながらショッピング目的のリボ払いには適用されません。ただし、キャッシングで支払った利息については過払い金が戻る可能性がありますので、もし対象となりそうであれば、専門家に相談することをお勧めします。

まとめ

リボ払いは、購入金額に関係なく毎月一定の支払いができる便利な支払い方法ですが、計画的に利用しないと、手数料が増え、返済が終わらないまま続くことがあります。長期間支払いが続いている場合は、繰り上げ返済や一括返済を利用し、完済するまでリボ払いを避けるなどの対策を講じることも一つの方法です。もし現在、返済が困難な状況であれば、専門家に相談することも検討するべきです。