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LINEを使用する個人間融資「LINE 闇金」の特徴や手口
目次

この記事では個人間融資の中でも、LINEを使った個人間融資について、その特徴や手口を詳しく解説します。
LINEのユーザー数は日本国内で月間9,700万人以上に達し、最も利用されているSNSメディアです。
利用率・利用者数ともに日本一のSNSメディアであることもあり、個人間融資の手法としてLINEを利用する個人間融資業者も多くいるのが事実です。
お金を貸す業務を行っており、財務局又は都道府県に登録をしている業者のことを、「貸金業者」といいます。
具体的には、消費者金融、クレジットカード会社などが貸金業者です。銀行や、信用金庫、信用組合、労働金庫なども、様々な融資を行っていますが、これらは「貸金業者」ではありません。
ヤミ金融は、貸金業法に基づく登録を受けずに、違法に貸金業を営む業者です。登録を受けた「貸金業者」ではありません。ヤミ金融の中には、違法な金利での貸付けを行ったり、借り手を精神的に追い詰めるような過剰な取立てを行うものもあります。ヤミ金融からは、絶対に借りてはいけません!!
引用:金融庁 貸金業法Q&A
LINEを使用する個人間融資は「LINE闇金」

LINEで行われる個人間融資は、「LINE闇金」と呼ばれることがあります。
LINE闇金とは、その名の通り、無料通信アプリLINEを利用して営業を行う闇金業者のことです。申込から融資、返済までのすべてをLINE上で完結させるのが特徴です。
「個人間融資」という言葉だけを見ると、お金に困っている人に親切に貸してくれるような印象を受けるかもしれません。
しかし、見知らぬ他人が好意でお金を貸してくれることはまずないと考えてください。
また、正規の貸金業者がLINEを通じて貸付を行うこともありません。
LINEで「お金を貸します」と勧誘してくる相手は、例外なく闇金業者だと考えるべきです。
LINE闇金の特徴とは?

LINE闇金には、以下のような特徴があります。これらは通常の闇金にも共通する点が多いため、闇金についての知識がある方であれば、「これって闇金では?」と気づくことができるかもしれません。
集客方法
- 個人間融資を装い、SNSやネット掲示板を利用して利用者を集める
- 宣伝文句には「ブラックOK」「債務整理後でもOK」「審査なし」「在籍確認不要」「最短○分で着金」などの甘い言葉を使用
- 集客後のやり取りはLINEに移行し、連絡を取り合う
高金利の融資
- 年利20.0%を超える金利を設定している場合、利息制限法違反で闇金と判断できる
- 法外な金利により、返済額が膨らみ借金が返しきれなくなるリスクが高い
違法な取り立て
- 執拗な取り立てや脅迫まがいの行為など、貸金業法で禁止されている方法で返済を迫る
- 個人情報をネットに晒すなど、精神的な圧力をかける取り立ても確認されている
LINE闇金のこうした特徴を把握し、違法な業者との関わりを避けるよう注意しましょう。

LINE闇金の手口とは?
LINE闇金はどのような手口を使って集客し貸付を行っているのか、以下で解説していきます。
SNS・掲示板で勧誘する
LINE闇金は、個人間融資を装った集客手法として、専用の掲示板やX(旧Twitter)、Facebook、InstagramといったSNSを活用することが一般的です。たとえば、Xで「#個人間融資」や「#お金借りたい」と検索すると、個人向け融資を勧誘するアカウントが数多く表示されます。
さらに、ネット上には個人間融資を目的とした掲示板も多く存在します。お金を借りたいとメッセージを送ると、相手からLINEIDのQRコードがダイレクトメールで送られてくることがあります。QRコードを読み取ることでLINEの友だち追加が簡単に行え、その後の貸付手続きや取り立てまでがすべてLINE内で完結します。
闇金のホームページからLINEに誘導する
LINE闇金の中には、ホームページからLINEに誘導する手法を用いる業者も存在します。「ソフト闇金」と呼ばれる業者の多くがこの手法を利用しており、自社のホームページを作成している場合もあります。ソフト闇金とは、一見するとソフトな対応で利用者に安心感を与えるヤミ金業者のことですが、実際には通常の闇金と違いはありません。
一部の大手ソフト闇金は、「安心・安全」をうたったホームページで利用者を集めています。しかし、これらのホームページに住所や電話番号などの連絡先が記載されていることはほとんどなく、問い合わせフォームを介して連絡してきた利用者をLINEに誘導する手口が一般的です。
「LINEで完結します」と宣伝されると、利用者側は身元が明かされないと安心しがちです。しかし、この方法には業者側にとっても後述するような大きなメリットがあるため注意が必要です。
直接LINEで勧誘する
LINEを利用して直接メッセージを送り、勧誘を行うヤミ金業者も存在します。これらの業者は、無差別に手当たり次第メッセージを送ることもあれば、流出した個人情報を元にターゲットを絞って送信する場合もあります。さらに、一部の業者は名簿業者から個人情報を購入し、その情報を使って勧誘メッセージを送るケースもあります。
過去には、LINE闇金を利用した人のアカウントが乗っ取られ、友だちリストに登録された人々へ無差別に連絡が行われたという事例もあります。多くの人はこれらのメッセージを迷惑メールとして無視しますが、お金に困っている人が「本当に借りられるかもしれない」と信じてしまい、闇金を利用してしまうケースが後を絶ちません。

LINE闇金の被害
ここでは、違法な高金利やしつこい取り立ての他に、発生し得るLINE闇金の被害について解説します。
先振りなどの個人間融資詐欺に遭う
LINEの個人間融資には、実際にお金を借りられない詐欺が潜んでいる可能性があり、特に注意が必要です。LINEで貸し付けに関するやり取りを進めていると、「先振り」を条件にされるケースがあります。
先振りとは、「利息分を先に支払ってほしい」「保証金が必要」などの理由で、融資を受ける前にお金を払わせる手口のことです。
まとまったお金が必要な場合や、少額だからと油断して先振りしてしまうと、入金を確認した瞬間に業者がLINEアカウントを削除することがあります。このような場合、融資は行われず、相手との連絡も取れなくなるという詐欺被害が頻発しています。
口座売買で犯罪行為に巻き込まれる
借りたお金を返済できないと業者に伝えた際、返済を免除する代わりに銀行口座を売るよう持ち掛けられるケースがあります。一部の業者では、口座の売買を専門に扱う担当者が存在し、キャッシュカードや通帳の送付を頻繁に要求することもあります。
しかし、口座の売買や譲渡、貸与はすべて法律に違反する犯罪行為です。以下のような行為を正当な理由なく行うと、刑罰が科される可能性があります。
| 違法行為 | 罪名 | 刑罰 |
|---|---|---|
| 自分や他人名義の通帳・キャッシュカードを譲渡・受領する | 犯罪収益移転防止法違反 | 1年以下の懲役または100万円以下の罰金 |
| インターネットバンキングのログインID・パスワードを譲渡・受領する | 犯罪収益移転防止法違反 | 1年以下の懲役または100万円以下の罰金 |
| 他人に譲渡する目的で口座を開設する | 詐欺罪(刑法) | 10年以下の懲役 |
| 他人名義や架空名義で口座を開設する | 詐欺罪(刑法) | 10年以下の懲役 |
| 他人名義の口座から現金を引き出す | 窃盗罪(刑法) | 10年以下の懲役または50万円以下の罰金 |
闇金業者が銀行口座を要求する理由は、違法な取引のために使用する目的があるからです。不自然な金銭のやり取りが発覚すると、口座が凍結される場合も多く、これによりさらに大きなトラブルに発展することがあります。安易に口座を渡すと、知らないうちに重大な犯罪行為の一端を担うことになりかねません。
こうした行為には絶対に加担しないようにしましょう。
性的被害に遭う
女性がLINE闇金を利用すると、性的被害に巻き込まれるリスクがあります。融資を受ける際に、裸の画像をメールで送るよう要求されたり、「ひととき融資」を強要されるケースが報告されています。
「ひととき融資」とは、性交渉に応じることを条件に融資を受けたり、返済を一時的に猶予してもらうという違法な手口です。さらに、送った裸の画像や行為中の画像が悪用され、脅迫や恐喝といった二次被害につながるケースも後を絶ちません。
このような被害に遭った場合は、一人で悩まず、警察や弁護士などの専門機関に速やかに相談してください。
優良な個人間融資はない
優良な個人間融資は、そもそも存在しません。「口コミが良い個人間融資なら安心なのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、ほとんどの個人間融資は違法であり、安全なものはありません。たとえ口コミが良く見えても、それ自体がサクラによるものの可能性があります。
個人間融資やソフト闇金は、結局のところすべて闇金に過ぎません。お金を借りる際は、必ず正規の貸金業者である金融機関を利用するようにしましょう。

LINE闇金が増えている理由と背景
では、なぜ闇金業者がLINEを利用する手口を増やしているのでしょうか。その背景にはいくつかの理由があります。
LINE闇金のメインターゲットは若者
LINE闇金業者の中には、20代~30代の若者を主なターゲットにしているケースが多く見られます。若者世代はLINEの操作に慣れており、気軽な連絡ツールとして日常的に利用しているためです。警察の調査によれば、年代別では20代が最も多く、全体の約2割を占めているという結果が出ています。
いくら気軽に利用できるとはいえ、個人間融資には手を出さないよう注意が必要です。
参考:SNS上の個人融資は「ほぼ100%闇金業者」20代のトラブルが最多【福岡発】|FNNプライムオンライン
LINEだと抵抗なく利用しやすい
LINEを利用することで、多くの人が抵抗なくやり取りできるという点が大きなメリットです。前述の通り、LINEは日本人にとって欠かせない連絡ツールとなっています。家族や友人との連絡手段として使用する人は多く、会社の同僚や趣味仲間とLINEグループで繋がり、チャットを楽しんでいる場合も少なくありません。
LINEでのやり取りが日常的なものとなっているため、相手がヤミ金業者であっても、その事実に気づかず、抵抗感なく受け入れてしまう可能性があるのです。
電話番号がいらないので利用しやすい
LINE闇金が増加している理由の一つは、携帯番号や固定電話番号を相手に知らせる必要がない点にあります。従来の闇金では、携帯電話を用いて勧誘から取り立てまで行う「090金融」と呼ばれる手法が一般的でした。携帯電話は闇金の営業活動において重要なツールとされてきました。
しかし、携帯電話の不正譲渡は犯罪(携帯電話不正利用防止法第7条・21条)であり、刑罰の対象となります。また、本人確認が取れない場合には、携帯電話会社によって利用が停止される可能性もあります。一方で、LINEを利用する場合、電話番号を相手に知らせる必要がないため、携帯電話の利用停止や刑罰を受けるリスクを避けることができるのです。
携帯を変えれば営業再開が簡単
LINE闇金が増加している理由の一つに、携帯電話を変更するだけですぐに営業を再開できる点があります。多くのヤミ金業者は、他人名義で契約された「飛ばし携帯」と呼ばれる携帯電話を利用しています。仮に使用中のLINEアカウントが停止された場合でも、新しい飛ばし携帯を用意してアカウントを作成すれば、即座に営業を再開することが可能です。
逮捕されるリスクを減らすことができる
LINEでは電話番号などの身元情報を開示する必要がないため、業者側が逮捕されるリスクが低いと考えられています。万が一逮捕の危険を感じた場合、業者はLINEアカウントを削除するだけで、利用者とのやり取りの記録をすべて消去できます。これにより、業者の所在を突き止める手段が失われます。
仮に利用者が警察に通報しても、アカウントが削除されている場合は証拠が残らないため、警察による追跡は非常に困難になります。このように、逮捕リスクを回避する目的から、闇金業者はLINEを活用しているのです。
営業のコストカットができる
LINE闇金が増加している背景には、営業コストがほとんどかからない点が挙げられます。通常、貸金業者として営業するには固定電話が必要で、090金融であれば飛ばし携帯が必須です。これらには電話の準備費用や通話料が発生します。しかし、LINEを利用すれば、無料でメッセージのやり取りが可能です。
さらに、アカウントが強制停止されない限り、何度でも新しいアカウントを作成できます。このように、コストを抑えて営業を続けられるという理由から、LINEは闇金業者にとって非常に都合の良いツールといえます。

LINE闇金でお金を借りるとどうなる?LINE闇金利用のリスクを解説
X(旧Twitter)上などからLINEへ誘導するLINE闇金(個人融資)には、以下のようなリスクが潜んでいます。
金利の設定は違法・高額
個人融資を利用する際、金利が全くかからないことは考えにくく、多くの場合「◯日までに△△万円の利息をつけて返済してください」といった条件が提示されます。小額の借入であれば、利息がかかってもそれほど大きな負担にはならないと考えるかもしれませんが、個人間融資において提示される金利は、一般的に法外に高い場合が多いのが実情です。
実際、個人融資にも利息制限法が適用され、10万円未満であれば年20%、10万円以上100万円未満で年18%、100万円以上で年15%が上限と定められています。しかし、個人間融資ではこの法定利率をはるかに超え、年利40%〜50%といった高金利が設定されることも多く、これは違法行為にあたります。
高額な金利を支払うことは借り手にとって大きな負担となり、返済が困難になるリスクも高まります。法外な金利の個人融資は、経済的リスクを大きくするため、慎重な判断が求められます。
延滞するとしつこい取り立てに遭うリスク
支払いが滞り始めると、執拗な取り立てが行われます。昼夜を問わず、1日に何百回も電話がかかってくることもあります。取り立ての対象は本人の携帯だけでなく、勤務先や家族、親戚にまで及ぶ可能性があります。LINE闇金の場合、電話の代わりにLINEメッセージがひっきりなしに届くのが特徴です。
利用者が返答してもすぐに返済ができない場合には、「今から家に行く」「他から借りてでも返せ」といった恫喝が行われることもあります。このような執拗な電話やメッセージ(いわゆる鬼電や鬼LINE)を通じて、利用者を精神的に追い詰め、可能な限り長期間お金を支払わせようとするのが、闇金の本当の狙いです。
闇金からの電話がしつこい場合の具体的な対処法については、以下の記事をご参照ください。
嫌がらせをされるリスク
個人情報が悪用されるだけでなく、次のような悪質な嫌がらせを受けるケースもあります。
- 着払いで高額な商品を送りつけられる
- 大量のデリバリーや出前を自宅に届けられる
- 自宅や勤務先に救急車や消防車を呼ばれる
- 自宅周辺で「金返せ」などと大声で叫ばれる
- 自宅の壁や近所に張り紙や落書きをされる
- SNSに誹謗中傷の投稿をされる
闇金がこのような嫌がらせを行う目的は、利用者を恐怖や不安に陥れ、精神的に追い詰めることで、何とかしてお金を支払わせようとすることにあります。
闇金が借金を完済させてくれない場合の解決方法については、以下の記事を参考にしてください。
周囲の人がトラブルに巻き込まれるリスク
利用者本人に対する嫌がらせや取り立てで効果がないと判断された場合、闇金はターゲットを利用者の周囲に変更します。職場、家族、親族、友人など、連絡先が判明している相手すべてに電話をかけ、「○○さんがお金を返してくれないので困っている」「家族なら肩代わりして払え」などと強要することがあります。
さらに、LINE闇金に友人のLINE IDや所属するLINEグループを教えてしまった場合、友人やグループメンバーが新たな被害に巻き込まれる可能性もあります。利用者は、周囲の人に迷惑をかけたくないと強く考え、その結果、何としてでもお金を用意しようとしますが、これこそが闇金の狙いなのです。
自分のLINEアカウントが乗っ取りに遭うリスク
LINE闇金では、LINEアカウントが乗っ取られるリスクがあります。近年では、コミュニケーションアプリの操作に精通した業者が増え、アカウント乗っ取りの手法に詳しいケースが多く見られます。自分が気づかないうちにLINEアカウントを乗っ取られると、次のような被害が発生する可能性があります。
- 友人や知人に嫌がらせのメッセージを送られる
- プライベートな写真やトーク内容を拡散される
- 詐欺などの違法行為に利用される
一度アカウントが闇金業者の手に渡ると、あなたの周囲に情報が漏洩する恐れがあります。さらに、詐欺行為に悪用されることで被害が拡大し、結果としてあなた以外の人々も巻き込まれる可能性があります。その影響で人間関係が悪化し、普段の生活にも支障をきたす恐れがあるため、特に注意が必要です。
ブロックすれば嫌がらせがエスカレートするリスク
これ以上嫌がらせを受けたくないと思い、闇金からのLINEをブロックしたいと考える人もいるかもしれません。LINEをブロックすれば、通話やチャットを遮断することはできます。しかし、闇金をブロックすると、嫌がらせがさらにエスカレートする可能性がある点には注意が必要です。
LINEをブロックしても、取り立てが止まるわけではありません。むしろ、相手を逆上させて、より悪質で執拗な取り立てを招く恐れがあります。闇金業者は、貸付時にLINEアカウント以外の個人情報も収集しており、それらを使って取り立てや嫌がらせを続ける手段を持っています。
相手は、法を無視して違法な行為を繰り返す闇金業者です。小手先の対策では嫌がらせを止めることは難しいため、専門家に相談するなど、根本的な解決に向けた対応を取ることが重要です。
闇金被害に遭いやすい人の特徴や、被害から抜け出すための具体的な対策については、以下の記事をご覧ください。
個人情報の悪用・流出被害に遭う
個人融資を利用する際、お金を貸した相手と連絡が途絶えることを避けるために、住所、氏名、電話番号、口座情報などの個人情報のやり取りが行われます。しかし、こうして提供した個人情報が流出や悪用されるリスクがあることを理解しておくことが重要です。実際、これらの情報が闇金業者に渡り、違法な金融サービスの運営に利用されたり、犯罪に巻き込まれたりするケースも報告されています。
さらに、個人融資のトラブルでは、個人情報を教えたにもかかわらずお金が貸されない、あるいは意図しない請求が発生するなど、損害を被る可能性もあります。個人融資を検討する際は、こうした個人情報の悪用リスクを十分に理解し、慎重な判断を行うことが大切です。
詐欺・ひととき融資被害に遭う
X(旧Twitter)上での個人融資には、詐欺や「ひととき融資」などのリスクが伴います。「ひととき融資」とは、「お金を貸す代わりに裸の写真を送ること」や「利息を減免する代わりに性行為が条件」など、わいせつな目的で融資を持ちかける行為です。このような要求に応じると、性感染症や避妊されないリスクがあるだけでなく、性行為中に暴力を受けたり、わいせつな写真や動画を撮影されて脅されるなどの危険性もあります。
さらに、個人融資の名目で「融資を受けるために特定のサイトに登録するように」といったアフィリエイト詐欺に誘導されることや、詐欺のために銀行口座や携帯電話を契約させられるケースも報告されています。資金に困って個人融資に頼ると、かえって借金が増えたり、大きなトラブルに巻き込まれる恐れがあることを理解しておくことが大切です。
返済をさせてくれない(完済させず利息を搾取)
ヤミ金は、以上に高い利息を条件にお金を貸し付け、その利息を収益源としています。そのため、手口の一つとして、わざと完済させずに、毎月の利息を延々と取り続けるという方法を用いることがあります。実際に、知恵袋にもこのような手口に引っかかってしまったという方の相談が寄せられていました。
個人間融資掲示板でお金を借りたのですが
完済させてくれません。
何のかんのと理由を付けてくるのと
こちらも資金繰りが苦しい時が多いので
ついまた少し借りては返しを繰り返しています。
ネット見てて個人間融資に
闇金が混じってるって書いてあって
不安になりました。
闇金だって確たる証拠を掴んだ方が良いのでしょうか?
引用:Yahoo!知恵袋

LINE闇金からお金を借りてしまった場合の対処法
LINE闇金と知らずにうっかりお金を借りてしまった場合、どのように対処すればよいのでしょうか。以下ではLINE闇金からお金を借りてしまったときの対処法について解説します。
法律的に返済の必要がないので絶対返済はしない
まずは闇金への返済を一旦止めることが重要です。返済をストップした後に、闇金からLINEでメッセージが届いたとしても、返信せずに無視するよう心掛けてください。また、必要に応じて新しい電話番号を取得したり、メールアドレスやLINEアカウントを変更することも検討しましょう。
闇金のような違法な高金利での借金には、法律上返済の義務がありません。これは法的に認められたもので、返済する必要がない借金とされています。その理由は、民法第708条の「不法原因給付」に基づいています。この規定では、不法な理由で金銭を貸し付けた場合、貸し付けた側はその返済を請求できないと定められています。
不法な原因のために給付をした者は、その給付したものの返還を請求することができない。
参照:民法|e-GOV法令検索
つまり、違法な金利で借りたLINE闇金からの借金については、返済義務が生じないということです。業者から連絡があった場合には、「違法な金利であるため支払う義務はありません」と伝え、それ以降一切返済しないようにしましょう。
LINE闇金による違法行為の証拠を集めておく
LINE闇金被害を解決するためには、闇金による違法行為の証拠をしっかりと確保することが重要です。特に警察へ相談する際、証拠の有無が解決の鍵を握ります。闇金がLINEアカウントを削除してしまうと証拠が残らない場合もあるため、次のような証拠を早めに準備しておきましょう。
- LINEでの闇金とのやり取りを保存したスクリーンショットや撮影データ
- 闇金との通話を録音したデータ
- 嫌がらせ行為が行われている状況を記録した写真や動画
- 闇金からの借入金が振り込まれた口座の通帳履歴
- 闇金に返済した際の振込明細書
これらの証拠を確保することで、闇金問題を解決しやすくなります。
警察にLINE闇金被害を相談する
LINE闇金から悪質な嫌がらせや脅迫的な取り立てを受けている場合、警察に相談することを検討しましょう。最寄りの警察署にある「生活安全課」に連絡し、被害の状況を詳しく伝えましょう。用意した証拠から犯罪が成立していると判断されれば、被害届を提出し、刑事事件として立件される可能性があります。
ただし、犯罪行為と見なされない場合や深刻な実害が確認できない場合、金銭トラブルとして「民事不介入の原則」に基づき対応してもらえないことがあります。暴行や深刻な脅迫などがない限り、警察が積極的に動かないケースも少なくありません。
弁護士にLINE闇金被害を相談する
LINE闇金による取り立てや嫌がらせを止めるためには、弁護士など法律の専門家に相談するのが最も効果的な方法です。弁護士に依頼すると、すぐに闇金に対して連絡を取り、違法な取り立てや嫌がらせをやめるよう警告します。その際、今後一切接触しないよう厳しく通告してくれるでしょう。
闇金業者にとって、弁護士の介入は刑事告訴などの法的措置を招くリスクがあるため、多くの場合、嫌がらせや取り立てをやめざるを得ません。特に、闇金問題に精通した弁護士に相談すれば、豊富な経験とノウハウを活かして、的確な対応をしてもらえるはずです。

LINE闇金を含む個人間融資の口コミは?
個人融資を検討している際、5chやYahoo!知恵袋などの口コミや評判を参考にする方も多いでしょう。これらのサイトでは、実際に個人融資を利用した人の体験談や意見が数多く投稿されており、最新の情報を手軽にチェックすることができます。しかし、注意が必要なのは、これらの情報には匿名性が高いために信憑性が低いものも含まれている点です。
特に5chや知恵袋での「個人融資に対するいい評判・口コミ」に関しては、情報の真偽を判断しづらく、一部には個人融資業者が偽の口コミを投稿している可能性もあります。
このパートでは、皆さんに個人間融資利用に対する危機感を持っていただくためにも「個人融資に対する悪い評判・口コミ」についてご紹介していきます。
5ch最新個人融資情報・口コミ
5ch最新個人融資情報や口コミとして以下をご紹介します。
先振り、保証金は100%詐欺
最短〇〇分で融資!も嘘
実際は早くても半日待たされる
否決の連絡くれる所はまだ良い所
放置も多い
条件がやたら良かったり、利息や周期が何も書いてない所も大体詐欺
散々個人情報抜かれた後に先払い要求される
Aさん(仮名)
女性のみもろくな所じゃない
Bさん(仮名)
Twitterの即日融資アルファに情報抜きされた。最悪。
Cさん(仮名)
出会い系の登録させられて、振込先教えてくださいって言われた。
Dさん(仮名)
自分が使ってる優良闇金教えるっていうような書き込みはスレの履歴上100%詐欺なんだよねえ
Eさん(仮名)
一番キツイのは個人情報送りまくってその後音沙汰なしかな ダメならダメって一言ほしい
Fさん(仮名)
個人情報送ってから連絡途絶える業者多いな
Hさん(仮名)
ここでは土日さんざんないって言われてんだからそんなに切羽詰まってるなら自分でTwitterで個人融資で検索して片っ端から申し込めよ。
Kさん(仮名)
土日に貸すとか言うTwitter個人融資ほんとカスしかいない。
Sさん(仮名)
引用:
(https://itest.5ch.net/test/read.cgi/debt/1623572775)
(https://itest.5ch.net/test/read.cgi/debt/1659355057/45-n)
(https://itest.5ch.net/test/read.cgi/debt/1683965103/113-n)
(https://itest.5ch.net/test/read.cgi/debt/1659355057/45-n)
(https://itest.5ch.net/egg/test/read.cgi/debt/1706380909)


知恵袋での個人融資情報・口コミ
知恵袋の個人融資情報や口コミとして以下をご紹介します。
Twitterの個人融資を利用したことがある方。
どんな感じかお聞かせください。
今、かなり崖っぷちで、ヤミ金か個人融資しかないかなぁと思っています。
現状、借りられるところもなく、売るものもなく他に方法が無いため仕方なくというところです。
回答者1:個人情報を押さえられ、返済が滞れば、親戚・関係者に情報を全て開示する事が、融資条件になるケースが想定されます。
(2ちゃんねる、個人間融資スレッド)
さらに、闇金ならば、徹底的な嫌がらせが、親戚・関係者になされます。
クレジットカードのショッピング枠があれば、枠で購入(リボ払い)して現金化(換金)の方がよいです。
回答者2:Twitterの個人融資は単なる闇金です。法定利息以上取ってくるし、下手すりゃ闇金よりタチ悪いよ。
引用:Yahoo!知恵袋より
Nさん(仮名)
闇金を借りてしまいました。
Twitterの個人融資でお願いしたのですが、
1日に借りて、11日返済で、3万円を借りましたが
5万円返せと言われました。
一度やりとりしたケータイに電話をかけましたが、
連絡もつきません。
LINEでやりとりしましたが、LINEもブロック削除してしまい、連絡手段がないのですがどうすればいいでしょうか。
また弁護士などに委託した方がいいのでしょうか、もう本当に困っています。
引用:Yahoo!知恵袋より
Cさん(仮名)
個人間融資掲示板でお金を借りたのですが
完済させてくれません。
何のかんのと理由を付けてくるのと
こちらも資金繰りが苦しい時が多いので
ついまた少し借りては返しを繰り返しています。
ネット見てて個人間融資に
闇金が混じってるって書いてあって
不安になりました。
引用:Yahoo!知恵袋より
Bさん
Twitterの個人間融資について。
先日アホの弟が、Twitterの個人融資で借りてしまったそうです。
個人情報以外に家族の名前勤務先等聞かれ全て教えてしまいました。
弟は借りてしまったし返済する気があるのですが…。
本題ですが、個人融資の方とLINEでやり取りをしていたそうで、2週間前から振込先を聞いても既読にならず2日後返済日なのにどうしようと困っていました。ちなみにTwitterも2週間前位から更新がないそうです。
こちらは毎日のように振り込み先を教えてほしいと連絡していますし、落ち度は無いはずです。
こういう場合はあちらから連絡くるまで放置で大丈夫だと思いますか?
詳しい方、回答よろしくお願い致します。
引用:Yahoo!知恵袋より
Dさん(仮名)
個人間融資掲示板のサイトに書き込みをして
1人からお金を30万借りました。
その条件としてお金貸す時と返す時にエッチをすると言う
いわゆるひととき融資ってやつです。
一般の人で金融業の登録とかはしてない人です。
完済は40万で毎月5万ずつの返済です。
借用書は手書きで書かされ、相手しか持っていません。
色々支払いが重なり
当初のお約束より1ヶ月遅れの返済をしたいと申し入れたのですが
応じてくれません。
引用:Yahoo!知恵袋より
Eさん(仮名)
13万円どうしても必要のための
個人間融資の掲示板に書き込みをしました
13万円融資、4万 4ヶ月 16万返済で融資します。
必要情報は電話番号、本人名義口座(融資は振込のみ)、本人名義身分証2種類
先払い、先引きやアダルトとか意味不明なもの一切ありませんし登録紹介も無いです。
誠実で真摯に融資関係築いてくださるなら連絡返信ください。
失礼な方は返信不要
たくさんメールが来る中,とても信用出来そうな方が1人いてやり取りをしていました
細かいこと書くと長くなるので省きますが…
まず融資の前にこちら(相手)がお金を振込むので引き出してファミリーマートでTマネーカードを購入してください
レシートとカード番号を写メで送ってくださいと言われました
現在地確認のためとのことでした
指示通り相手のお金で購入しました
シール剥がして番号も送りました
それから確認しますと言われ返信無しです
ただブロックや拒否ではなくメールはこちらから送ることは出来ます
免許証の表面とマイナンバーカードの表面を添付しました
口座の情報もメールに書き、電話番号も書いてます(全てメールです)
情報抜かれて終わったんだと後悔してます
引用:Yahoo!知恵袋より
Fさん(仮名)
まとめ
本記事では、LINEなどのSNSを介した個人融資のリスクと注意点について解説しました。SNS上の個人間融資は、金融機関の審査を通過できない場合や急な資金が必要なときの手段として目にすることが増えていますが、こうした方法には高額な金利や厳しい取り立て、さらには個人情報の悪用といった危険が伴います。
個人融資の借金問題を解決するには自己流での対応を避け、専門家への相談が不可欠です。任意整理や債務整理などの法的サポートを受けることで、利息の見直しや返済計画の立て直しが可能となり、長期的な負担軽減にもつながります。また、公式な金融機関での融資や相談窓口の利用を検討することが、安心して借り入れを管理するためのポイントです。
体験談が解決への道しるべとなります

今、このページをご覧になっているということは、「借金問題からなんとか解放されたい」と情報をお探しのことでしょう。
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2020年5月~2023年9月の「あけるさいむ」ユーザーアンケートに基づくものです
上記、借金総額に応じたページへ遷移して、分析データを見たり体験談を読んだりすることで、今の不安を和らげることができるでしょう。


