躁鬱病で170万円の借金体験談。友人の借金を肩代わり【30代/170万円自己破産】

躁うつ病になってしまい躁状態の時に過度に浪費してしまいました。もう、返せない額の借金を負ってしまいました。

みんな使ってるなら試してみようかな…、ありがとうございます。

高校の同級生だった親しい友人が借金の返済に困っていて、助けてあげようと思ったんです。

友人の返済を肩代わりして返済しましたが、返済後その友人と連絡が取れなくなってしまい、借金の返済義務がそのまま自分に移ってしまいました。

借金に困っていた友人は高校からの友人でした。

とても仲が良く、大学も就職先もバラバラでしたが、月に２回程度は会って遊ぶ仲でした。

ある日、いつものように遊んでいると、借金のことを打ち明けられました。

どうやら投資詐欺のようなものに騙されてしまい、借金がかさんでしまったとのことでした。

少しでも助けになればと思い、肩代わりしようと思ったのです。

はい、その結果私自身も借金の返済に困ることになり、借金を返すために借金をするようになっていきました。

すぐに返せる額ではなかったので、リボ払いで返すことにして最終的に借入件数は全部で３件になってしまいました。

パートの給料から５万円ずつ返済してたんですが、躁鬱病にかかり体調も崩し休職しなければならなくなりました。

家にあるものをメルカリで売ったり、ランサーズなどのクラウドワークスを利用して副業もしましたが、返済が追いつかなくなってしまい…

返済を続けていくうちに自分のものでもない借金に振り回されている自分が馬鹿らしくなり、自己破産をする決意をしました。

はい、自力で解決できず自己破産をしました。

パートをやめたことで借金を返せる見込みがなくなったのが決定打でした。

知人に弁護士を紹介してもらいました。

弁護士事務所では自己破産申立書や陳述書を書くために、弁護士から借金をした理由、借金に至った経緯などを聞かれ、答えました。

自己破産手続きのために持っている全てのクレジットカード、銀行通帳を弁護士に預けました。

担当弁護士の方が私の代わりにカード会社と取り合ってくださり、自己破産の申請をすることになりました。

その後、裁判所への申し立てを通過でき、同時廃止で自己破産することができました。

信頼していた友人のためとはいえ、借金の肩代り以外の方法を取れなかったかと悔いが残っています。

金額にもよりますが、借金を抱えているということ自体が心の負担になるということを痛感しました。

心の病気になると本当に何も手につきませんし、治療費もかかるので病院に行くのもためらってしまいます。

しかも、すぐには治りません。

私のように病気になる前に、信頼している人に相談したり、借金の返済方法や解決方法を調べたり、専門家に相談することで対処することができたらいいのでは、と思います。