PaidyやPayPayの借金で債務整理を考えた体験談【20代/30万円】

借金解決BAR hamへようこそ。

ここは借金問題に悩む人たちが不思議と集まる、
BAR ham (バー ハム)。


このバーに立ち寄ると借金悩みが解決するなんてウワサも。今日も、ぽろりぽろりとリアルな借金体験が聞こえてきます…。

おっと、あなたもバーハムに迷い込んできた1人のようですね。それではどうぞ、ごゆっくり。

あなた

あ、はい…!(いい雰囲気のバーだなあ)

あなた

…私で良ければ!(なんか面白そう!)

今回の債務者ってどんな人?

借金解決のヒントになるかも…!と、マスターと一緒に「この子」の話に付き合うことになったあなた。
話を始める前に、マスターが「この子」について、ざっくりと紹介してくれました。


ツジモトクルミ(仮名)さん

【年齢】20代
【性別】女性
【職業】アルバイト
【借入件数】3件
【毎月の返済額】2万円
【借金総額】30万円
【解決方法】自力返済
【減額できた借金額】-

私が借金してしまった理由。

債務者の情報を踏まえ、本題へ…


ネットでブランドバッグや服などを、後払いのできるアプリを使って借金をしてしまいました。

ツジモトさん

マスター

後払いのできるアプリっていうのは、電子決済のペイペイとか??


はい。Paidyやメルペイで20万ほどの借金と、PayPayの後払いで10万をリボ払い中で、合計30万円ちょいでした。

ツジモトさん

マスター

なるほどねえ、、、!どんなものを買っていたの?


GUCCIとかシャネルのトップハンドルバッグ、中古ですがシャネルのワンピースを買ったりしました。

後払いっていう言い回しのせいか、正直、自分では借金している感覚はなかったし、罪悪感みたいなのも特になく、便利じゃんって気持ちで後払い決済を利用してましたね。

ツジモトさん

ここでワンポイント①

Paidyは、いわゆる消費者金融やクレジットカードの会社とは異なります。

気軽に使えるサービスですが、後払いであるために使いすぎてしまい、返済困難に陥ってしまう人も少なくありません。

Paidyの支払いを滞納すると、最終的に給料や財産を差押えられてしまいます

今月分の支払いが出来そうにないけど、数日以内に払える見込みがあるのであれば、支払猶予や分割払いの交渉が可能ですので事務局へ問い合わせてみましょう。

もし自力で返済が難しいとき、Paidyの滞納分を債務整理(任意整理)することは可能ですがPaidyの利用継続は難しいと考えたほうがよいでしょう。また、債務整理後は分割払いやPaidyプラスは利用できなくなる可能性が高いという点にも注意が必要です。

債務整理の際の和解交渉には通常とは異なる配慮や手間が必要となりますので、返済に困った際には弁護士などの専門家に相談することをおすすめします。

こうして借金の沼に…

その当時、カフェでバイトとしてたんですけど、そこの同僚が「新作の限定コスメが超気になるけど、今月金欠だから買えそうにない〜」って言ってて。

良いこと教えてあげるっ!ってさも得意げに後払いアプリのことを話したら、「それ、借金と同じだよ??ちゃんと返せる??え、、、大丈夫??」ってガチで心配されたんですよね。

ツジモトさん

マスター

そこで、「あ、ヤバイかも」ってなったんだ?


そうなんです。そこで「え?そんなヤバい?」ってなって、後払いアプリの支払いと自分の銀行残高を照らし合わせたら、圧倒的にお金が足りない。。。

頭が真っ白になって、とりあえず、何か稼げる仕事って考えていたときに、新宿で風俗のスカウトにあって…風俗で働き始めることにしました。

マスター

そっかあ、、、親御さんには協力を頼むのは難しかったのかな??


はい。うち片親で、母がいるんですけど、そんなに仲も良くなくて、当時は絶賛、母親は彼氏に夢中で貢ぎまくっている感じでしたね笑

LINEでふんわりとお金貰えないかって聞いたけど、無理無理〜って流されました。こうなるって分かってはいたんですけどね。

ツジモトさん

私が見つけた、借金解決方法。

実は私、双極性障害を持っていて、風俗を始めて症状が悪化してしまったんです。
まずは、寝たら起きられなくて無断欠勤から始まって。だんだん部屋から出る気力もなくなりました。
ますますお金だけが減っていって。

ツジモトさん

そっかそっか、、つらかったねえ?

双極性障害って気分が高まる「躁(そう)状態」と気分が落ち込んでしまう「うつ状態」が繰り返して現れる病気なんです。

躁(そう)の時にネットで債務整理とか任意整理とか…借金のことを色々調べていて、あと、誰かにこの不安を聞いてもらいたくて、衝動的に減額シミュレーターを使いました。

シミュレーターには任意で、悩みや聞いてもらいたいことを書ける欄があったんですけど、そこに不安なこととか今の状況とか全部書いて送って、幸運なことに、数時間後には返事が来て、そのままメールのやりとりを続けました。

ツジモトさん

マスター

そっかあ、、不安はちょっとマシになった?


はい。お金ないし、そもそも気力もないから精神科にも行けなかったし、メールで話聞いてもらえるだけでも私にとってはすごく支えになりました。

弁護士さんは、以前うつ病の方の借金事案も扱ったことがあるらしくて、私がこれからどう動いたら良いかを、その経験をもとにアドバイスしてくれました。

ツジモトさん

マスター

…それは心強いね!


そうなんですよね、教科書があるみたいな感じというか…。このアドバイス通りにとりあえずでも、動いてみようと思えました。
弁護士さんのアドバイスをめっちゃメモったんで、それを参考に今は頼れる機関に頼ったりとか、一つ一つですが、心に余裕があるときにやってみている感じです。

ツジモトさん

借金を通して学んだこと。

精神的な病気と借金の相性って、すごい悪いと思うんです。

1人で抱え込んじゃうから、考えすぎて余計症状が悪化したりして…。

頼れるなら、まずは家族や恋人とか身内を頼って、それも無理なら無料で相談できるところを何でも頼ってみる…って、これは私のやり方ですが…笑

とにかく、プライドとか抜きで頼れるものには全て頼ってみる!を心がけると良いかと思います。

ツジモトさん

あなた

…勉強になりました!返済、応援しています!

最後に…

債務整理は絶対しなきゃダメ?

減額シミュレーターは、弁護士事務所や司法書士が問い合わせフォームの役割で出している広告です。

実際に減額できる金額がわかったり、返済に関してアドバイスがもらえるので返済に行き詰まっている時には活用するのをおすすめします。

必ずしも債務整理だけで解決するのではなく、「自力返済」でも大丈夫と背中を押してくれる場合もありますので、身構える必要はありません。万が一、無理やり手続きされそうになったり、電話での営業がしつこい場合には「他の事務所に依頼した」と伝え、お断りすればOK。

借金額が大きくなってからの相談だと、解決手段が限られてくるのでまだ大丈夫だと思っていても早めに 相談を検討しておくのが◎です。