最近ストレスが溜まっていて何かで発散したい…
そんなとき、ギャンブルが思いうかぶという人もいるのではないでしょうか?
今回は、貯金を切り崩してパチンコにのめり込んでしまった宮村さんの体験談です。
体験談

宮村さん(仮称)
借入(減額)体験満足度: (3)
【年齢】30代
【性別】男性
【職業】会社員
【借入件数】 7件
【毎月の返済額】11万円
【借金総額】500万円
【解決方法】自己破産
【減額できた借金額】500万円
ギャンブルにハマってしまった理由は?
ギャンブルにハマってしまった宮村さん。なぜパチンコにハマってしまったのでしょうか。
あける
当時、給料が少なく、貯金は月2万円程度を行いつつも、自分なりに生活最低限の衣食住を行っていました。
ですが、例えば病院に行く、友達の結婚式があるなど、急な出費があるとその生活に支障をきたしてしまいます。
あるとき、友人や身内の冠婚葬祭が続いて、どうしても払えなくなりパチンコに手を出したのが始まりです。
宮村さん
あける
借金を返そうと、楽にお金を作ろうと考え、パチンコに手を出してしまいました。
当たりやすいと評判の地元のKEIZに通いました。
最初は貯金を切り崩しつつも一発逆転を狙って行いました。
パチンコの機種についてはあまり詳しくはないので、人の多いところを選び、席も一つだけに留まらず色んな椅子で台を回しました。
一度5万円勝ったことがあって、「楽して稼げる」という快楽を体が覚えてしまいました。
宮村さん
あける
負けが続いて、最初はアコムから10万ほど借りました。
たかが10万と思っていましたが、翌月から1万円の返済があってそこに利子が付きます。
増えることのない給料に毎月1万円が引かれていくという感覚です。
そこで我慢して返済を続けていけばよかったものの、また『一発逆転』を狙ってKEIZに足が向かっていました。
ビギナーズラックという言葉の通り、その後はほぼ全敗。一日で10万を溶かしたこともありました。
宮村さん
借金の返済について

ギャンブルに使っているお金は、どんどん高額になっていってしまう人がほとんどです。
最初は余ったお金でやっていたつもりが気付いたら借金をしてまでパチンコにのめり込んでいたという事案も多々ありますので、注意が必要です。
あける
返済は結果から言うと、自己破産という形になりました。
一年ほどは延滞することなく借金を返済していたものの、貧しい生活が続くと心も貧しくなってしまいます。
それに耐えきれず、弁護士に相談して自己破産という選択をしました。
ギャンブルだと自己破産できないと聞いていたのですが、弁護士さんがうまく話をつけてくれて自己破産ができました。
最初はアコムだけでしたが、次から次へと借り入れを繰り返して、審査が落ちると街金なども利用していました。
さらに弁護士に相談する直前には、親友にも当たったものです。
生活費の足しになる金銭はもらえるものの、繰り返してしまい縁は切れてしまいました。
残ったのは多額の借金だけでした。
宮村さん
ギャンブルの沼から脱却した後の状況
自己破産という形を取らざるを得なくなった宮村さんですが、ギャンブルの沼から脱却した後に不便なことや、気になっていることなどあるのでしょうか。
あける
またギャンブルしたい、勝てば問題ないじゃんと頭の中で自分が戦っているときがあります。
しかし、自己破産をして今は必要最低限の生活をしています。
幸い家族や会社にはバレることなく、手続きができました。
いきなりパチンコを辞めたことを家族は不審がっていますが、次はないぞと自分に言い聞かせてギャンブルに行きたい気持ちを抑えています。
自己破産の手続きも家族や会社がある中で、裁判所に行ったり弁護士と打ち合わせをしたり大変だったので、もうしたくないです。
宮村さん
ギャンブルはのめり込んでしまうと毎月の固定費も気にせず使ってしまう方も多い依存性のものです。
今回のケースでは借金を解決できていますが、任意整理や個人再生で対応できない金額まで借り入れてしまった場合、自己破産も難しく自力で返済していくしかなくなります。
趣味程度の娯楽で収まっている場合は問題ありませんがギャンブルでもう払えないほどの借金になってしまっているなどの場合は、弁護士などの専門家に相談して問題解決にあたりましょう。