会社を辞めて念願の独立！事業に失敗して借金をしてしまった私の体験談【30代/500万円/自己破産】

人生ではじめて借金をしたのは25歳のときで、当時中小企業でOLをしていたのですが、会社を独立して生活することへの漠然としたあこがれを持っていました。

独立をするためにさまざまな交流会に参加し、多くの人に会っていたのですが、その中で自分が信頼できると思った人に出会ったんです。

その人はある事業をしており、その事業に参入するためにはお金が必要だということでした。

当時貯金がなかった私は銀行カードローンから300万円の借金をして、その事業に参入しました。

事業は思いの外うまくいって、ようやく夢だった自由な働き方もできるようになり、時間もお金も以前よりは融通が効くようになりました。

そういった時は、後輩や友人を集めて食事をごちそうするなどしていましたし、海外に行って仕事をしたり休暇を過ごしたりと結構したいことをしていましたね。

そんな感じで、はじめのうちは事業もうまくいっていたのですが、28歳になったころ段々と事業がうまくいかなって…。

この事業を紹介してくれた人に相談しようとするも、行方が分からなくなり、最終的には500万円以上に借金が膨れ上がりました。

事業を立て直すために必死だったので、借金を返済するために借金を重ねて、いよいよ銀行カードローンや消費者金融の審査は通らなくなりました。

私の実家に金融機関から連絡がいったことで、今の生活をあきらめることを決めました。

幸いなことに両親は私の状況を見て話を聞いてくれ、力になれることがあれば力になると言ってくれました。

そんな両親を見てこれ以上迷惑をかけられない…と思い、ネットで近くの法律事務所を探し、弁護士さんに今後のことを相談することを決めました。

話をしたところ、30代であればまだ人生はやり直せるからと自己破産を勧められて、、、
私は、弁護士さんの忠告通り自己破産することを決めました。

自分がやったこととしては、書類などを準備するくらいで、ほとんど弁護士さんが進めてくれましたね。

自己破産の手続きを開始すると、金融機関からの連絡はストップしました。

金融機関からの電話がトラウマになっていた私としては、それがなくなるだけで精神的にかなり楽になりました。

自己破産の手続きが全て完了した時、初めて心の荷が下り、本当にホッとしました。

ここからがリスタートと思って、今は職業訓練校に通いながら再就職を目指して日々充実した日々を過ごしています。