減額シミュレーターは怪しい？減額診断のからくりと仕組みを調査。

「借金の返済が苦しい…」「借金をどうしたら減らせるか」と、ネットで検索しているとき、「あなたの借金減額できるかもしれません！」「匿名OK！最短60秒で無料診断！」「減額シミュレーターで借金減額！」などという広告を見かけたことはありませんか？

借金のことを検索していなくても、インスタグラムなどのSNSやYouTube、漫画サイトなどあらゆるところで何度も広告が表示されることがありますよね。

「借金が減額できるのはありがたいけど、そんなうまい話あるの？詐欺じゃない？」と思う方は多いのではないでしょうか？

そこで、この記事では「借金減額シミュレーター（借金減額診断）」の仕組み（からくり）や選び方、「借金を減額する方法」について詳しく解説していきます。

減額シミュレーターの特徴

詳しい説明に入る前に減額シミュレーターとはどんなものなのかをザッと解説します！

減額シミュレーターでわかること

借金減額シミュレーター（借金減額診断）でわかることは、以下があげられます。

借金が減らせるのかを無料で診断してくれる、と聞くと便利なサービスですが、「タダほど怪しいものはないし…」という怪しい気持ちは捨て切れないですよね。

そこで、なぜ無料なのか？について、以下で詳しく解説していきます。

なぜ無料で診断結果がわかるの？

借金減額シミュレーターを運営しているのは、弁護士や司法書士など法律事務所です。

借金を減らす手段として「過払い金請求」や「債務整理」が挙げられますが、これらの手続きは主に、弁護士や司法書士など法律の専門家を介して行われます。

しかしこれらの手続きを知っていたとしても、「弁護士や司法書士に相談するのはハードルが高い」と感じる方は多いでしょう。

そこで法律の専門家に依頼する前に、「借金減額シミュレーターによってどれくらい借金が減らせるか？をリアルに知ることで、相談のハードルを下げる」という趣旨で開発されたのが借金減額シミュレーターです。

そのため、債務整理に熱心な法律事務所であれば、診断結果の連絡や法律相談は無料で行っています。
※実際に過払い金請求や債務整理の手続きを依頼すると費用がかかります。

ちなみに、借金減額シミュレーターを利用したからといって、必ず過払い金請求や債務整理の手続きをしなくてはならないわけではありません。

弁護士や司法書士と相談の上、不要と感じたら手続きしないのも選択肢です。

デメリットはあるの？

借金減額シミュレーター（借金減額診断）には、以下のようなデメリットも存在します。

利用する前に、デメリットについても理解しておきましょう。

○必ずしも正確な診断結果ではない場合もある

一般的な借金減額シミュレーター（借金減額診断）は、簡単な質問に答えるだけで、すぐに「減額できる可能性」が提示されます。

しかし、簡単な質問だけでわかるのは「過払い金請求や債務整理をできるかどうか？」です。

債務整理によって「いくら減額できるか？」を正確に算出するためには、借金額や金利、取引期間や取引内容はもちろん、収入さらには返済意思も必要な要素となります。

借金減額シミュレーターの診断結果は目安であり、結果通りの減額を確約するものではない、と理解しておきましょう。

○診断後に電話やメールで連絡がくる場合がある

一般的な借金減額シミュレーター（借金減額診断）では、名前や電話番号、メールアドレスの記入を求められ、詳しい診断結果は、後日電話もしくはメールでお知らせする場合が多いです。

もし、仕事中や家族といるときに電話がかかってくることを避けたい場合は、電話対応可能な時間を記入したり、

メールでの対応を希望と記入するのをおすすめします。

○情報を悪用する業者も存在する可能性がある

借金減額シミュレーター（借金減額診断）を提供しているWebサイトは少なくありませんが、弁護士事務所や司法書士事務所ではない企業や、個人が運営する借金減額シミュレーター（借金減額診断）も存在しているようです。

安全な減額シミュレーターを見極めるポイント

安全な業者が運営しているかを確認するための3つのポイントについてもみていきましょう。

○実績のある弁護士事務所・司法書士事務所が運営している
弁護士事務所か司法書士事務所が運営していることを確認しましょう。事務所のWebサイトで業務内容や実績も確認するといいでしょう。

○住所や勤務先などの入力を要求されない
借金減額の可能性や最適な債務整理の方法を判定する際に、住所や勤務先の情報は必要ありません。必要以上に個人情報の入力を要求されないことも確認してみましょう。

○プライバシーポリシーの記載がある
事業者が個人情報を取得して利用する場合には、その取り扱い方針を「プライバシーポリシー」として公表する必要があります。

記入した個人情報の取り扱いが気になる場合は、減額シミュレーターに記載されている「プライバシーポリシー」を確認してみましょう。

本サイトうちらのさいむが業務提携する借金減額シミュレーター（借金減額診断）は、個人情報の取り扱いに十分に注意しています。

匿名の利用も可能ですし、入力された情報を、診断・相談以外の用途には一切使用しません。

また借金減額シミュレーター（借金減額診断）を利用したことが金融機関に伝わったり、信用情報機関に事故記録が残ることはありませんので、安心してご利用ください。

借金減額シミュレーター（借金減額診断）を利用した方の口コミ評判

減額シミュレーターを使う前に、実際使用してみた方の意見を参考にするのもおすすめです。

※2021年5月～2022年3月の「ウチらの債務整理」ユーザーアンケートに基づくものです。

借金減額シミュレーターの利用方法

借金減額シミュレーター（借金減額診断）でわかることは、おもに以下の3点です。

とはいうものの…実際に減額シミュレーターがどんなものかイメージすることは難しいですよね。

ここからは、借金減額シミュレーターを実際に利用すると、どのように診断結果が届くのか？について、うちらの債務が提携を結ぶ法律事務所の運営する借金減額シミュレーターを例に解説していきます。

実際に3社の借金減額シミュレーターを使ってみた！

うちらの債務が提携を結ぶ法律事務所3社の借金減額シュミレーターを比較してみた結果、流れは下記のようになりました。

おおまかに要約すると、「複数の質問に答えた後、専門家から診断結果と今後の返済アドバイスを受けることができる」という流れです。

1．借金減額シミュレーター（借金減額診断）にアクセス
まずは、借金減額シミュレーターにアクセス。

2．3~4つの質問について回答する（選択式）
入力する情報は、以下のうちから大体3~4項目です。

・借入金額

例：借り入れ総額を教えてください。

金額を数字入力するタイプか、1~50万円・51~100万円など選択肢ボタンタイプがあります。

・借入期間

例：いつ頃から借り入れを始めましたか？

5ヶ月未満・5ヶ月～10年未満などの選択肢ボタンタイプが多いです。

・借入社数（債権者数）

例：利用しているクレジットカード・消費者金融は何社ですか？
（※リボ払いやカードローン・銀行を含む）

借入社数を数字入力するタイプか、選択肢ボタンタイプがあります。

・返済について

例：現在の支払い(返済)状況を教えてください。

収入はあるが支払いができていない・収入がなく支払いができていない、などの選択肢ボタンタイプがあります。

3. 診断結果の送付先を入力

ここまでの情報だけでは具体的に「どれくらいの借金を減額できるか？」の計算はできません。

具体的な金額を算出するためには、現在の正確な借入額、収入状況だけでなく、今後の見通しや返済の意思など、詳細についてヒアリングが必要になります。

そのため、ご利用者様の連絡先を入力いただく必要があるのです。

入力を求められる情報は下記が基本です。

お名前（匿名でOK）
メールアドレス
都道府県
電話番号
年齢

これらの情報は全て、減額シミュレーターを運営する法律事務所へ送られます。

原則として第三者へ提供することはなく、適切に管理されます。

4．借入状況など詳細についてメール・電話でヒアリング

当事務所では借金減額シミュレーターからデータ受信後、担当チームが確認し、メールにてご連絡いたします。

過払い金請求や債務整理、どの手続きが適しているかを調べるために、以下のような質問をさせていただきます。

借入先の業者名
借入社数
債務総額（借金総額）
月々の返済額
滞納の有無
連絡手段の確認（電話、メール）

電話での連絡を希望されない場合は、メールやSMSでの対応も可能です。

5. 診断結果をもとにプロが返済をアドバイス

ヒアリングした内容をもとに「過払い金請求が可能か？どれくらい返金が見込めるか？」「債務整理（任意整理・自己破産・個人再生）のなかで最適な手続きはどれか？」「債務整理によってどれだけの減額が見込めるか？」を弁護士が診断します。

その上で最終的な診断結果について、連絡が到着します。

その診断結果をもとに、今後どのように返済を行うのがベストか借金問題解決のプロである専門家がアドバイス。

自力返済で完済が見込める場合や、減額手続きをとり長期的に完済を目指す場合など、解決策は人によってさまざまです。

診断の結果に納得していただき、債務整理などの方法で実際に借金減額をお望みの場合は、弁護士と面談をすることが可能です。

事務所へ出向くことが難しい場合は、ビデオ面談で対応が可能な事務所もあります。

面談では、相談者の現在の借金額や返済の状況、連絡手段などについて詳しく聞かれます。

過払い金請求や債務整理のメリットやデメリット、弁護士費用についてもこの時にしっかりお受けしましょう。

面談の結果「債務整理をしない」という判断をしても問題ないので、お気軽に利用することをおすすめします。

面談をしても費用はかからないことがほとんどですが、法律事務所によって対応が異なるので要確認です。

まとめ

「借金減額シミュレーター（借金減額診断）」は、弁護士事務所や司法書士事務所などの法律事務所が運営していることが多く、利用することで以下のようなことがわかります。

・どれくらい借金を減額できるか
・どの債務整理が適しているか

また以下のようなデメリットがあることにも注意しましょう。

・必ずしも正確な診断結果ではない場合もある
・電話やメールで連絡がくる場合がある
・情報を悪用する業者も存在する

利用の際には、実績のある弁護士事務所・司法書士事務所が運営しているか、個人情報の取り扱いが適切かを確認してみましょう。

借金の返済が難しい場合でも債務整理などの手段をとれば、借金は減額できる可能性があります。

まずは借金減額シミュレーター（借金減額診断）で借金減額の可能性を診断して、借金問題を解決するきっかけとしてみるのがおすすめです。

借金を減額しつつ、家族や会社にバレないようにするには？

あなたは⬇︎このような状況になってはいませんか？

もし一つでも思い当たる節があったら、借金がバレるどころか、返済もままならない状態になってしまう恐れがあります。

「じゃ….じゃあどうすれば？！」と焦ってしまうかもしれませんが、決して慌てる必要はありません。

こういう時こそ、借金減額シミュレーターを活用してみることをおすすめします。

今の借金がどのくらい減額できるかを教えてくれるだけでなく、家族や会社にバレずに減額できる方法をアドバイスしてもらうことができます。

「借金減額シミュレーター」と聞くと、怪しく思うかもしれませんが、実際は法律事務所が集客のために出している広告のようなものです。

入力した情報は、弁護士さんや司法書士さんなどの借金問題解決の専門家に繋がりますので安心して使って大丈夫。もちろん、シミュレーターを使ったからといって、必ず減額手続きをしないといけないというわけではありません。

「返済に関するアドバイスが無料でもらえるツール」と捉えてOK。

ネットで減額シミュレーターを探してみるもよし、下記のシミュレーターを使ってみるもよしです。

ウチらのさいむが業務提携している法律事務所が監修した借金減額シミュレーターはこちらから利用できます。（無料・24時間対応）

周囲に借金がいつバレるのか不安だという方は、減額シミュレーターを活用し、専門家のアドバイスを受けることを検討してみてください。

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バレずに借金減額するなら…

なぜ専門家に依頼し借金減額をすると、バレずに借金問題を解決できるのかについても、前もって知っておくとさらにGOOD◎

ざっくりと説明していきます。

POINT1. 金融機関から連絡が来なくなる

POINT2. 滞納している場合は、督促が止まる

POINT3. 専門家とのやりとりは家族にバレないよう配慮してもらえる

まとめ

このように専門家に減額手続きを依頼することで、借金が減るだけでなく、督促や取り立てを止めることができ、家族や会社にバレずに手続きを進めることができます。

借金の返済に悩んでいるという方は、専門家に相談することから始めてみると◎

まずは、あなたの返済総額がいくら減額可能か下のシミュレーションで確認してみましょう。