彼氏に消費者金融で借金をさせられて…催促を無視し続け、幸運にも時効援用が成立した体験談【30代/600万円】

ここは借金問題に悩む人たちが不思議と集まる、
BAR ham (バー ハム)。

このバーに立ち寄ると借金悩みが解決するなんて
ウワサも。
今日も、ぽろりぽろりと
リアルな借金体験が聞こえてきます…。

おっと、あなたもバーハムに迷い込んできた1人のようですね。それではどうぞ、ごゆっくり。

あなた

あ、はい…!(いい雰囲気のバーだなあ)

あなた

…私で良ければ!(なんか面白そう!)

今回の債務者ってどんな人?

借金解決のヒントになるかも…!と、マスターと一緒に「この子」の話に付き合うことになったあなた。
話を始める前に、マスターが「この子」について、ざっくりと紹介してくれました。

ババミノリ(仮名)さん

【年齢】30代
【性別】女性
【職業】会社員
【借入件数】2件
【毎月の返済額】-万円
【借金総額】600万円
【解決方法】消滅時効
【減額できた借金額】600万円

私が借金してしまった理由。

債務者の情報を踏まえ、本題へ…

今から14年前くらいに付き合っていた彼氏に、脅されたりして無理矢理連れられた消費者金融2社と契約させられました。

当時は二十歳そこそこで無知だった為、言われるがまま操作させられての契約でした。

当然カードもお金も、彼が管理していたので何に使ったか教えてもらえずでしたが、脅しが怖くて何も言えず…。

多分私たちは共依存のような関係ではあったと思います。

ババさん

マスター

なるほど…でも無理やり借金なんて…むかむかする….!!

その後、私たちは付き合っていくことがむずかしくなり別れることになりました

私名義で借りた借金でしたが、別れた後の1年間くらいは元カレが自分で返済していたようです。

しかしある日突然、その元彼本人が会社を退職、引越し、携帯番号も変えられてしまい私が代わりに全額返済をすることになって….。

ババさん

マスター

ええええ、あ〜…結局こうなる….!

もともと私はお給料が良いわけでもなかったので、自分の給料だけでは払いきれない部分がありました。

借金でよく聞く催促というものは、私の場合毎月督促のハガキがくるだけで、特に電話が来るわけでもなく、精神的に追い詰められることもなかったので、いつの間にか返済そのものを無視するようになっていました。

その頃には私も彼とのことは吹っ切れてはいて、もう思い出したくもなかったし…。元彼の借金を返済するのも「は?」って感じで。

ババさん

マスター

そりゃ無視したくもなるわなあ…笑

そんな生活を10年ほど続けた頃、あの借金クソ元カレの後にお付き合いしていた方との結婚が決まりました。

そうなると、催促の手紙や脅されて借金をした過去、そもそもの借金が将来のアシカセのように感じて、一気に焦り出しました。

結婚前にどうにか清算したいと思うようになりましたが、どうしたら良いかわかりませんでした。

ババさん

私が見つけた、借金解決方法。

籍を入れる前に…と急いで、無料で相談ができる法テラスというところに相談に行きました。

事情を話すと借金をしてからかなり時間が経っているとのことで、「時効援用」ができると教えていただきました。

ババさん

マスター

へええ、それレアパターンじゃない!でもよかった!

そうなんですよね。時効援用って、返済の催促電話などで「待ってください」とか「必ず払います」などと言ってしまうと返済義務が延長してしまって、なかなか時効が成立しないそうなのですが、今回は私が無視し続けていたことが逆に良かったみたいです。

ババさん

マスター

ラッキー案件だ、、、!よかったよお…!

説明を受けて手続きもそんなに難しくなさそうだと分かったので、私にとってぴったりの解決方法だと思い、弁護士費用はもちろん少しはかかりますが、その方法で進めるようにお願いしました。

その後、無事に時効が成立して借金が0になりました。

ババさん

借金を通して学んだこと。

時効援用ができたのは、ただただラッキーだったとしか言いようがありません。

脅されて借金してまで元カレと一緒にいたあの頃…、若かっただけで片付けられるようなもんじゃないです。エグすぎる…。

若くても、相手と一緒にいたくても、自分が損する場面や疑問を持った時には、はっきりNOと言わなきゃってのが教訓ですね。

借金のことについては誰に頼まれても、今後するつもりはないし、保証人にもならないと決めてます。

ババさん

あなた

…勉強になりました!
頑張ってください!

最後に…

借金の時効制度って?

消費者金融やクレジットカード会社などの貸金業者(法人)からお金を借り、5年以上返済をしていない場合、 その間、消滅時効の中断事由がなければ、『消滅時効の援用』により、借金を消滅させることが可能です。

しかし、時効期間が満了しても、自動的に借金が消滅することはありません。

借金を消滅させるには、消滅時効を成立させる必要があります。

すなわち、『時効の援用』を行なわなければなりません。

今回のケースのように、専門家への相談で、自分の借金が時効になることが分かったという場合も多くあります。

借金の返済に困っていたり、返済を長く延滞しているという方は一度、減額シミュレーターや無料相談を活用することをオススメします。

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