※この記事は、広告を含む場合があります。
実は存在しない?!ブラックリストのあれこれ
債務整理のデメリットを調べていると「ブラックリストに載る」という情報がよく出てくるよね…。
債務整理をしたら新たな借入ができなくなる・クレジットカードが作れなくなる事から、
なんらかの「ブラックリスト」に載ってしまって生活がしにくくなる…といった悪いイメージの誤解をしちゃう人は多くいるんだ。
でも実際に「ブラックリスト」というものは存在しないよ!
信用情報(本人を識別する情報、お金の使い方状況が分かる情報)に事故情報が登録されている状態のことをみんなは「ブラックリストに載る」と表現しているみたい。
簡単にいうと、「この人お金面でしくじっちゃったことあるよ〜」と登録されるってこと。
この信用情報については、信用情報機関という団体が管理をしているんだって。
信用情報機関は、銀行系・信販会社系・消費者金融系などに分かれて管理がされているみたい。
信用情報=(本人を識別する情報、クレジットカードやローンなどの信用取引に関する契約内容や支払い状況、利用残高などの情報によって構成されるもの)
ブラックリストには何が載っちゃうの?
どのような原因で事故情報の登録となったかが登録されるよ。
信用情報には、端的に債務整理をした、あるいは延滞をした、という事実だけが登録されるみたい。
なぜ借入をしたのかや自分の周囲(家族・会社)についての信用情報などといった他の情報は掲載されないから安心してね。
ブラックリストに載るのはこんな人。
下記に当てはまる人は「この人お金面でしくじっちゃったことあるよ〜」と登録されるみたい。
- 債務整理を利用した
- 2か月以上の延滞をした
債務整理をして貸金業者弁護士からの通知が到着したとき、また2か月以上の延滞があったときに事故情報が登録されるよ。
債務整理は、自己破産・個人再生・任意整理のどの手続きでも信用情報に事故情報として登録されるんだって。
載ったらどうなっちゃう?
信用情報に事故情報が登録されると…..
- 新たな借入ができない
- クレジットカードが作れない
- 新たな与信審査に通りにくくなる
- 第三者の保証人になれない
けど
- この情報は一定の期間が過ぎれば消える
- 登録がされている間は従来のようにクレジットカード等を使って買い物はできなくなるが、他の方法で代替できる
から心配しすぎる必要はないよ!
どのくらいの期間、載っちゃう?
信用情報機関によって多少差はあるものの、
- 任意整理から5年
- 自己破産や個人再生から5~10年
は事故情報として登録されているよ。
事故情報が消えたかどうかの確認は信用情報機関に開示を求めればできちゃう◎
情報掲載期間
事故情報は一定期間経つと削除されるよ。
その期間は、信用情報を取り扱っている会社によって差があるけど、基本的には
任意整理では5年、自己破産・個人再生では7年の期間で信用情報から削除されるみたい。
確認方法
信用情報に関しては、信用情報機関に情報開示を求めれば、自分の情報の開示を受けることができるよ。
ブラックリストから自分の情報を消したい…
どうしてもブラックリストから自分の情報を消してもらいたい、という話はよく聞くけど
残念ながら事故情報を消す仕組みはないみたい。
ただ、情報が真実でなかった場合には削除を求めることができるよ。
削除方法に関しては信用情報機関各社のホームページに記載されているのでチェックしてみてね。
まとめ
今回はいわゆる「ブラックリスト」といわれる、「信用情報(本人を識別する情報、お金の使い方状況が分かる情報)に事故情報が登録されている状態」についての内容だったね。
「ブラックリスト」という呼ばれ方がされているけど、実際には名簿やデータベースとして存在しているのではなく、「この人お金面でしくじっちゃったことあるよ〜」とだけ信用情報機関に登録されるってこと。
登録期間中はできないこともあるので、借入に頼らない生活を作って、プリペイド式のクレジットカード・ETCカードの利用にとどめるなどで対応するのも1つの手段だよ◎